さて、今回は・・・、
「【秋のダニ対策】9月の布団は要注意!
夏に増えたダニ・死骸を残さない寝具のお手入れ方法」
について解説します!
「夏に使っていた寝具、そのまま秋も使って大丈夫?」
「涼しくなってきたから、もうダニ対策は必要ない?」
そんなふうに思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、夏の終わりから秋にかけては、寝具のダニ対策を見直したい時期です。
家庭内に多く生息するダニは、高温多湿な環境で増えやすく、一般的にダニの数は6~8月ごろに多くなります。
一方、ダニのフンや死骸などを含む「ダニアレルゲン」は、夏の終わりから秋にかけても注意が必要です。
つまり9月ごろは、夏の間に増えたダニだけでなく、寝具に残った死骸やフンにも注意したいタイミングなのです。
そこで今回は、シーツや敷きパッドの洗濯から、布団乾燥機・掃除機を使ったお手入れ、秋冬用の布団を出すときのポイントまで、寝具専門店の視点から分かりやすくご紹介します。
■なぜ夏の終わり~秋にダニ対策が大切なの?
「ダニ対策」というと、蒸し暑い梅雨や夏をイメージする方が多いかもしれません。
たしかに、室内に多いダニは高温多湿な環境を好むため、夏は増えやすい季節です。
しかし、気温が下がってダニの数が減れば、それで終わりというわけではありません。
〇 注意したいのは「ダニの死骸やフン」
室内のダニで注意したいのは、生きているダニだけではありません。
- ・ダニのフン
- ・ダニの死骸やその破片
夏の間にダニが増えた寝具には、秋になってもこうしたものが残っている可能性があります。
そのため秋のダニ対策では、単に「ダニを増やさない」だけでなく、寝具に残った汚れやダニアレルゲンを取り除くお手入れも大切です。
■秋の布団のダニ対策は「洗う・乾かす・吸い取る」が基本
秋に行いたい寝具のお手入れは、大きく分けると次の3つです。
1.洗う
2.乾燥させる
3.掃除機で吸い取る
一つの方法だけに頼るのではなく、寝具に合わせて組み合わせて行いましょう。
〇 1.シーツ・カバー・敷きパッドなど、洗えるものは洗濯する
まず取りかかりやすいのが、普段肌に触れている寝具のお洗濯です。
- ・掛け布団カバー
- ・敷き布団カバー、シーツ
- ・枕カバー
- ・敷きパッド
- ・ベッドパッド
寝具には、寝ている間の汗や皮脂、フケなどが付着します。フケなどはダニのエサにもなるため、家庭で洗えるものは定期的に洗濯しましょう。
〇 洗濯前には必ず洗濯表示を確認
寝具には、洗濯機で洗えるもの、手洗いが必要なもの、家庭では洗えないものがあります。
特に掛け布団や敷き布団などの大きな寝具は、無理に家庭用洗濯機へ入れず、必ず洗濯表示を確認しましょう。
<ご家庭で洗うのが難しい寝具は>
ご家庭でのお手入れが難しい寝具は、寝具のクリーニングサービスを利用するのも一つの方法です。
ふとんのタカハシでも寝具のクリーニングを承っています。
「自宅では洗えない」「長く使った布団を一度きれいにしたい」という方は、秋冬の寝具を本格的に使い始める前のお手入れとしてご利用ください。
〇 2.掛け布団・敷き布団はしっかり乾燥させる
ダニは湿度の高い環境を好むため、寝具に湿気をためないことも大切な対策です。
晴れて湿度の低い日は布団を干して乾燥させたり、外干しが難しい場合は布団乾燥機を活用したりするとよいでしょう。
布団乾燥機は天候に左右されにくいため、外に布団を干しにくいご家庭にも便利です。使用するときは、寝具と布団乾燥機それぞれの取扱説明書を確認しましょう。
〇 天日干しだけで終わらせないのがポイント
「布団を干したからダニ対策は完了」と思ってしまいがちですが、乾燥させるだけでは、寝具に残ったダニの死骸やフンなどまで取り除くことはできません。
そこで、乾燥後に行いたいのが掃除機がけです。
〇 3.乾燥後は掃除機で死骸やフンを取り除く
布団を乾燥させたあとは、寝具の表面に掃除機をかけましょう。
ポイントは、急いで往復させるのではなく、ゆっくり丁寧に吸い取ることです。
布団専用ノズルがある場合は活用すると、寝具の生地を吸い込みにくく、お手入れしやすくなります。
また、外干しした布団を強くたたくだけでは、ダニの死骸やフンなどを十分に取り除けるとは限りません。
「乾燥させる+掃除機をかける」までをセットにして考えましょう。
■寝具別・秋にしておきたいお手入れ
寝具によって、秋に意識したいポイントも少しずつ異なります。
〇 シーツ・カバー・敷きパッド
肌に直接触れる寝具は、汗や皮脂などが付きやすいため、洗濯表示に従って定期的に洗いましょう。
夏用の寝具を収納するときも、洗ってしっかり乾燥させてからしまうのがおすすめです。
〇 掛け布団・敷き布団
家庭で洗えるものは洗濯表示に従ってお手入れし、洗えない場合は、布団乾燥機や風通しのよい場所での乾燥、掃除機がけなどを組み合わせましょう。
ご家庭でのお手入れが難しい場合は、クリーニングを利用する方法もあります。
〇 マットレス
マットレスは丸洗いできない商品が多いため、湿気をためないようにすることが大切です。
定期的に寝室を換気したり、可能であればマットレスを立てて風を通したりしましょう。
敷き布団やマットレスの下に除湿シートを敷くのも、湿気対策を続けやすくする方法の一つです。
■秋冬用の布団を収納から出すときも要チェック!
9月から10月ごろになると、夏用寝具から合掛け布団や厚手の掛け布団へ切り替える方も増えてきます。
押し入れやクローゼットから久しぶりに布団を出したら、そのまますぐ使うのではなく、まず状態を確認しましょう。
〇 収納していた布団のチェックポイント
- ・湿っぽくなっていないか
- ・気になるニオイがないか
- ・カビや変色がないか
- ・ホコリが付着していないか
- ・カバーやシーツが清潔か
できれば実際に使い始める少し前に布団を出し、必要なお手入れを済ませておくと安心です。
<収納していた寝具のニオイ・衛生面が気になるときは>
長期間収納していた寝具で「ニオイが気になる」「衛生面が気になる」「自宅でのお手入れだけでは不安」という場合は、除菌・消臭サービスを利用する方法もあります。
ふとんのタカハシでも寝具の除菌・消臭サービスをご案内しています。秋冬寝具を使い始める前のお手入れとして、お持ちの寝具の状態に合わせてご活用ください。
■寝具選びからできるダニ対策もあります
日々のお手入れを少しでもしやすくしたい場合は、寝具の選び方を工夫するのも一つの方法です。
〇 高密度生地の防ダニ布団カバー
防ダニ寝具の中には、織り目を細かくした高密度生地を使用し、ダニが寝具内部へ入り込みにくいよう工夫されたカバーがあります。
「防ダニ」と表示されていても商品によって仕組みは異なるため、次のような点を確認して選びましょう。
- ・高密度生地によるものか
- ・防ダニ加工が施されているものか
- ・家庭で洗濯できるか
〇 洗える寝具
掛け布団や敷き布団、敷きパッド、枕カバーなど、家庭で洗える寝具を選んでおくと清潔を保ちやすくなります。
汗をかきやすい方や、寝具をこまめにお手入れしたい方は、「洗いやすさ」も寝具選びのポイントにしてみてください。
〇 除湿シート
敷き布団やマットレスの下は湿気がたまりやすいため、湿気が気になる方は除湿シートを取り入れるのもよいでしょう。
除湿シートそのものがダニや死骸を取り除くものではありませんが、寝具まわりの湿気対策をサポートするアイテムとして活用できます。
■まずはできるところから始めよう
ダニ対策というと大がかりに感じるかもしれませんが、すべてを一度に行う必要はありません。
シーツ類を洗う
↓
布団を乾燥させる
↓
掃除機をかける
↓
秋冬寝具の状態を確認する
など、毎日使う寝具から少しずつ始めてみましょう。
家庭でのお手入れが難しい寝具は、無理をせずクリーニングなどを利用するのも一つの方法です。
■まとめ|9月は「夏の寝具をリセットする」タイミング
夏の間に増えやすいダニ。
涼しくなってきても、寝具にはダニの死骸やフン、汗や皮脂などの汚れが残っている可能性があります。
そのため、夏から秋へ季節が変わる9月ごろは、寝具を一度リセットするつもりでお手入れするのがおすすめです。
ポイントは、
「洗う・乾かす・吸い取る」
シーツや枕カバー、敷きパッドなどは洗濯し、布団はしっかり乾燥させたあとに掃除機をかけましょう。
また、これから使う秋冬用の布団も、収納から出したら湿気やニオイ、汚れなどがないか確認しておくと安心です。
ご家庭でのお手入れが難しい場合は、寝具のクリーニングや除菌・消臭サービスを利用する方法もあります。
さらに、防ダニ布団カバーや洗える寝具、除湿シート、布団乾燥機なども上手に取り入れながら、気持ちよく秋の睡眠環境を整えていきましょう。
