シャンプーと快眠
ある大学の教授が発表した研究結果があります。
この研究では『快感刺激系』のヘアケア製品と、『快感刺激系』でないヘアケア製品を使って、その日の夜の睡眠中の脳派をポリグラフで調べました。
『快感刺激系』とは
『快感刺激系』のヘアケア製品とは、嗅覚、触覚、視覚を刺激するシャンプーなどの事で、具体的には、香りが高い、泡立ちが良い、ボトルのデザインが美しいといった特徴のあるものです。
この実験には、19歳から24歳の女性8人が参加しました。
入浴は午後8時、シャンプーをする時間は１分３０秒、コンディショナーは１分、就寝時間は午後１１時で起床時間は午前７時という条件で行いました。
結果
すると、睡眠中のポリグラフ検査の結果、『快感刺激系』のヘアケア製品を使用した時は、入眠するまでの時間が平均８分短縮されました。
それまでは平均１２分かかっていた入眠時間が、およそ４分になったのです。
さらに、睡眠効率(就寝時間に対する睡眠時間の割合)も『快感刺激系』のヘアケア製品を使わなかった場合８０．８％だったのが、使った場合９７．７％と高くなりました。
また、シャンプー使用後のアンケートで「爽快感」や「リフレッシュ感」、「うっとり感」という項目を高く評価した人は睡眠効率が改善し、この項目に変化の無かった人は睡眠効率が改善しませんでした。
香りや泡立ちなど自分が使って気持ちがよいと感じるものには、睡眠を改善する可能性があるということです。
ワンポイント
シャンプーをすると頭皮へのマッサージ効果で血流がアップして、リフレッシュ効果も期待できます。
もし寝つきが悪いと感じている人は、自分が好きな香りのシャンプーや泡立ちの良いシャンプーに変えて、眠りについてみてください。
