2022/04/04羽毛布団って何を選んだらいいの?

さて、今回は・・・、
「羽毛布団って何を選んだらいいの?」について記事を書きました。

布団を購入するとき、迷うことはありませんか?

頻繁に買わない物は、どのように選んだらいいか分からないもの。
そこで、羽毛布団を選ぶポイントや長く使うコツをお伝えします!

■羽毛布団に種類はあるの?


「羽毛布団」と「羽根布団」が違うものだということはご存知ですか?
混同されがちですが、「羽毛」と「羽根」は全く違うものなんです。

①羽毛(ダウン)

水鳥(アヒルやガチョウ)の胸部に密生しており、寒さから身を守っています。
羽軸がなく、ふわふわしたタンポポの種子(綿毛)のような形をしており、「ダウンボール」と呼ばれています。

②羽根(スモールフェザー)

<メリット>
水鳥の腹部などに生えており、少しカーブした羽軸を持った羽根です。
羽根全体がやわらかいので、羽毛(ダウン)と混合して使用することで、弾力性を持たせています。

「羽毛布団」はダウンを50%以上使用した布団で、ダウンが50%未満のものが「羽根布団」と呼ばれています。
1羽の水鳥から「ダウン」が約25g、「スモールフェザー」が約60g採取されるということからも、私達の使う羽毛がいかに貴重な資源であるかお分かりいただけるかと思います。

■羽毛布団 3つの要素

羽毛布団を構成する3つの要素が「①羽毛」「②キルト」「③生地」。
この組み合わせで羽毛布団の性能が変わってきます。

①羽毛(ダウン)

ダウンにもグレードがあり、一般的にはダック(アヒル)より体の大きなグース(ガチョウ)のダウンが優れています。
さらにマザーグースと呼ばれる成熟した水鳥のダウンは、ダウンボールが大きく、保温性が高い羽毛布団になります。
ちなみに、羽根の色によって「シルバーダウン」「ホワイトダウン」と呼び分けられますが、性能に違いはありません。

②キルト

キルト(キルティング)とは、2枚の布地の間に羽毛などの詰め物を入れて、刺し縫いすることを言います。
一言でキルトと言っても、様々なキルトがあります。
よく用いられるのは「立体キルト」と「ツインキルト」です。

「立体キルト」は、表生地と裏生地が格子状になるように縫い合わせ、その間にマチを入れて仕切りをつくります。こうすることで、布団に立体的な厚みが生まれます。

 「ツインキルト」は、「2層式キルト」とも呼ばれるものです。
表生地と裏生地の間にもう1枚の布を挟むことで、キルトを上下に分けています。さらに表と裏のマス目を互いに違いにすることで、保温性をアップさせています。

その他にも、工夫を凝らしたキルティングで羽毛本来の特長を生かした製品もあるので、こだわり派の方は注目してみてはいかがでしょうか?

③生地

布団の生地で主に使用されているのは「綿」と「ポリエステル」です。
混合素材を使った布団も多いため、それぞれの特徴を見てみましょう。

・綿

天然素材である綿は、吸湿発散性に優れています。
上質な綿を使用した羽毛布団は、体にフィットしやすく、寝心地が良いとされています。

・ポリエステル

軽量で扱いやすく、洗濯しても縮まないという特長があります。
綿に比べるとムレ感や布が擦れる音が気になる場合があります。

■羽毛布団の寿命って?

 「羽毛布団を使っているけれど、そもそもどれぐらいで買い換えたらいいの?」と思っている方が多いのではないでしょうか?

一般的には、「10~15年」と言われています。
羽毛布団の寿命は品質や使用環境によって異なりますので、定期的にメンテナンスすることで、もっと長く使用することも可能です。

■羽毛布団をもっと長く使いたい!

羽毛布団を長く使えたら嬉しい、そう考える方も多いと思います。
最後に、羽毛布団を長く使うための方法をご紹介します!

・通気性を保つ

布団の大敵は湿気。
湿気の少ない天気の良い日に布団を干す、保管するときは通気性の良い場所に置く。
通気性を保つことで、布団が傷みにくくなります。

・クリーニング

布団が汚れる主な原因は、寝ている間の汗や皮脂。
こうした汚れを落とすことで、羽毛布団は長持ちします。
一般的には3~5年に1度のクリーニングをおすすめしています。
但し、羽毛は大変デリケートな素材なので、寝具に詳しいお店に相談すると安心です。

・リフォーム(打ち直し)

10年以上使用している、羽毛が飛び出すようになった、クリーニングしても汚れが気になる…。

そんな時は、リフォームを検討してみてはいかがでしょうか?
羽毛布団から羽毛を取り出して洗浄し、新しい側生地で仕立て直します。
サイズの変更はもちろん、羽毛を足して更にふっくらさせることも可能です。
何よりも、使用している布団を長く使えるのが嬉しいリフォーム。
但し、ダウン比率が少ないなどの理由でリフォームできない場合もあるので、注意が必要です。

■まとめ

買い替える頻度の少ない羽毛布団。
長く使うものだからこそ、納得のいくものを購入できると嬉しいですよね。
布団選びの参考にしていただけると嬉しいです!
高橋ふとん店では、クリーニングやリフォームもご提案しています。