快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

首・肩スッキリ!朝の目覚めを変える枕の選び方!

さて、今回は・・・、
「首・肩スッキリ!朝の目覚めを変える枕の選び方!」について記事を書きました。

朝起きたときに、「首が痛い」「肩が痛い」と悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。
疲れを取るつもりで寝たのに、これでは意味がありませんよね。

その不調の原因、あなたが今使っている『枕』かもしれません。

自分に合った枕を探すために何が必要なのか、今多くの方が気になっている話題について、お話したいと思います!

■自分にあった高さの枕を使おう!

自分にあった高さの枕を知りたい!という人は昨今多くなっています。
キーワード検索でも「枕 高さ 理想」と言ったワードで検索している人も増えているそうです。

枕は睡眠中の首や肩を支える役割をしています。
睡眠中に頭にかかる負担は体重のおよそ10%です。
体重が50kgの人なら、約5kgが頭にかかっています。
その頭にかかっている重さを支えているのが首や肩になります。

そのため、睡眠中の首や肩には負担が集中しやすいので、枕が首や肩を更に支えることで負担を集中させないようにする役割をしています。

理想的な枕の高さは十人十色です。
一人ひとり、体格や骨格はもちろん寝る姿勢が異なるからです。

寝るときの理想の姿勢は、立った状態がそのまま後ろに倒れた姿勢をつくることです。
つまり、枕の理想の高さは、枕なしで仰向けに寝た時、布団と首筋の間にできる高さを埋めることができる高さということになります。

これはヒトが二足歩行するようになり、発達して大きくなった脳を支えるためで、首の骨(頚椎)がゆるやかなS字型を描いているからです。
重い頭や体重を無理なく支えて身体にかかる負担を最小限にするためには、脊柱がS字になる姿勢を保つことが大切になります。

また、横向きに眠るという人は、肩の高さを想定して、仰向けで寝たときよりも少し高い枕がおすすめになります。

では、自分に合った枕の高さは?と思いますよね。

まず、首のカーブの深さを知って、その長さを測る必要があります。
方法としては、壁を背にして直立し、ちょっとだけ顎を引き、壁と首の一番深いカーブの距離を測るということになりますが、なかなか難しいですね。

ふとんのタカハシでは、オーダー枕を作成するときに機材を使用してお客さまの頚椎から後頭部のカーブを測らせていただきます。お気軽にスタッフまでお声掛けください。

高さの平均として言われているのは、男性の場合は5~6cm程度、女性の場合は3~4cm程度と言われています。
ただ、こちらはあくまで平均ですので、全員に合っている高さではないので参考程度にしてください。

理想の枕の高さは、首のカーブの深さに+2cmした高さになります。

なぜ2cmプラスするのか?
枕や敷布団(マットレス)が柔らかいと身体が沈み込むことが多いからです。
枕や敷布団(マットレス)の柔らかさ・硬さでも理想の枕の高さは異なるので注意が必要です。

自分に合っていないまくらを使い続けると、肩こりや首こり、頭痛、いびき、不眠症などの原因になることもあります。

■どうして首が痛くなるのか?枕が合わない原因

身体に合わない枕を使い続けていると、さまざまな体調不良の原因となります。
最も多い症状は肩こりや首こりです。
それは、枕の高さが合っていないと寝ている間、肩や首の筋肉が緊張した状態が続くので、肩こりや首こりがおこります。

例えば、枕が高すぎると、あごを引いた姿勢(寝ていて足元が見える姿勢)になり、首のカーブが非常に急になります。
もしくは、首の下に隙間ができ顎が上がる姿勢(寝ていて上のほうが見える姿勢)になります。
どちらの姿勢も、首にかかる負担が強くなり、首周辺の筋肉がこわばってしまいます。

また、低い枕を使用すると首のカーブ(頚椎)を支えることができないので負担がかかり、寝違えや肩こりをおこしやすくなります。

枕の役割は首を支えること。
寝起きに首が痛く感じるのも、その原因の多くが、枕が首を支えられていないからです。

しっかり頚椎にフィットした枕を使用できれば、首の痛みは軽減する可能性があります。

■寝姿勢を長く保つことがとても重要

寝姿勢によっておすすめの枕は異なります。

*うつぶせ寝

うつぶせで寝る場合、顔や首を左右のどちらかにねじることになるので、呼吸がしづらくなります。
また、首を急激に曲げることになるので、首周辺の筋肉に大きな負担がかかります。
さらには、腰に悪影響を及ぼすこともあります。

そう言っても「うつぶせじゃないと寝つけない」という人におすすめなのが、半分うつぶせ寝になって寝ることです。
この寝姿勢は、半分下半身に抱き枕などを入れて(太ももに挟む)、片方の肩だけ敷布団につけ、斜めの状態で眠るという姿勢です。
これだと首が急激に曲がらず楽に眠ることができます。
少しずつ慣らして、徐々に横向きに眠れるようにするといいと思います。

*横向き寝

肩の幅分の厚み(高さ)が確保できる枕がおすすめです。
横向きに寝た時、頭頂部・顎・背骨が真っ直ぐになるのが理想の高さです。

例えば、西川株式会社の「横楽寝※」は横向き寝をする部分が多いので、横向き寝時に必要な高さを保ちやすい形状になっています。
快適な寝返りと寝姿勢を考慮されたこの「横楽寝」は、特に横向き寝をする方におすすめです。
肩口がカーブした形状で、仰向け寝の際に首・肩にフィットするだけでなく、肩口を冷やしにくい効果も期待できると言われています。

※店頭限定販売となります。ふとんのタカハシ各店で購入可能です。

*仰向け寝

横から見たときに首の骨がゆるやかなS字カーブになる高さの枕を選ぶのがおすすめです。
頭や首に必要な高さを補うことで、身体にとって自然な姿勢を保つことができます。

多くの枕が仰向け寝を想定している枕なので、一番は自分の好みの感触を使用することです。

仰向け寝・横向き寝どちらにも対応しているのが「オーダー枕」です。
仰向け寝・横向き寝それぞれの寝姿勢を確認しながら、資格を持ったスタッフが1cm単位で高さを調整させていただきます。

■あなたの日中の姿勢にも問題があるかも?

最近良く聞く機会が増えたストレートネック。
ストレートネックは、日常的に無理な姿勢を続けることで頚椎にゆがみが生じた状態を指します。

顎(頭)が前に飛び出した状態で、前傾姿勢となり頭の重さが斜め下の方にかかります。
このように、日中の生活習慣で頚椎がまっすぐになってしまった状態(首のカーブがまっすぐの状態)をストレートネックと言われています。
肩こりや眼精疲労だけでなく、自律神経やエイジングに悪影響を及ぼすこともあると言われています。

スマホやタブレットの使用だけでなく、長時間のデスクワークが原因になることもあります。
他にも、料理や掃除などの家事に集中しているときや、子どもを抱えるときなども、前傾姿勢になりやすいため注意が必要です。

睡眠時は肩や首などの周辺に負担が掛かりやすくなります。
ストレートネックになると、首と肩への負担が増加して、睡眠時の痛みの原因となります。
首のカーブがなくなりまっすぐのため、高い枕が合っているように感じ、頭の位置が高くなりすぎて、それを支える首や肩に頭の重みが圧し掛かってくるようになります。
そのため朝、起きたときに首や肩に痛みが生じやすくなります。

寝るときの姿勢だけでなく、日中の姿勢も翌日の体調に影響を与えるので、正しい姿勢を意識することが大切になります。
寝る前にストレッチをするなど身体をほぐすことをおすすめします。

■オーダー枕のすすめ

既製品の枕は万人に合うことを想定して販売されているものが多くあります。
しかし、顔が一人ひとり違うように、一人ひとり骨格や体型が違います。
自分自身で首の長さ・首のカーブを正確に測るのは困難です。
また、自分の体型(後頭部)の方がどうかもわからないかと思います。

それらを計測し、客観的に見てぴったりな枕を作ることができるのがオーダー枕です。
実店舗だからこそ、その場で一人ひとりに合った高さを測り、自分の好きな寝心地の素材を選び、微調整をして作ります。
オーダー枕は作ったら終わりではなく、合うまで調整を繰り返すことが大切です。
作成した日から3週間後・3ヶ月後・半年後・・・と再調整をしながら自分によりフィットさせて完成を目指しましょう。

ふとんのタカハシで、オーダー枕をご購入いただくと、無料メンテナス期間がついてきます。
作成時の枕をどんどん自分に合わせて進化させていきましょう!

また、無料除菌券もお渡ししております。
洗いにくいオーダー枕ですが、除菌をしたら気分もスッキリします♪

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