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睡眠と免疫の関係

さて、今回は・・・、
「睡眠と免疫の関係」
について解説します!

9月3日は何の日かご存知ですか?

この日は(ぐっ)9(すり)3の語呂合わせから「秋の睡眠の日」とされています。

春にも睡眠の日があり3月18日が「春の睡眠の日」とされています。

質の高い睡眠をとることは健康的な生活をする上で欠かすことの出来ない大切な要素になります。

季節の変わり目となる9月。

体調も崩しやすくなってきてしまいます。

そこで今回は、睡眠と免疫の関係について解説いたします。

■ 日本人の睡眠

ある調査では日本人は諸外国に比べると、約1時間ほど睡眠時間が短くなっているという調査結果が出ています。

その大きな原因は3つあるとされています。

  • 長時間の通勤
  • 労働時間が長い
  • スマホやパソコンの使用時間が長い

睡眠時間が不足すると、体を守る免疫機能が低下し抵抗力が弱くなり、風邪をひきやすくなります。

他にも記憶力の低下や注意力が散漫になり、仕事などで単純なミスをしてしまうなど日常生活に悪影響が出てきてしまいます。

■ 睡眠と感染症

「睡眠不足が続くと、風邪をひきやすくなる」という話を知っていますか?

ある調査では、睡眠時間が7時間以下だと8時間以上寝ている人の3倍風邪にかかりやすいというデータがあります。

また、睡眠に悩みがある人はない人の2倍風邪にかかりやすいようです。

そして、慢性的な睡眠不足はインフルエンザワクチンに対する抗体反応を遅くしてしまいます。

反対に長く寝ると感染症からの回復が早まるそうです。

他にも、寝不足だと温度変化があっても汗のかき始めが遅くなるなど、体温調節の機能が鈍くなることもわかっています。

〇 ウイルスから守る

ウイルスなど、外部からの侵入者からカラダを守るしくみである「免疫」は睡眠と密接な関係があり、風邪をひいて熱がでると眠くなるのは、単に風邪薬の作用だけでなく免疫系が活発になっていることが関係しているのです。

細菌やウイルスに対する抵抗力は、睡眠中に維持・強化されています。

そのため、睡眠時間が減ったり、細切れにしか眠れなかったりする状態が続くと、体の抵抗力が落ちて、
風邪にかかりやすく、かつ治りにくくなってしまいます。

■ 睡眠中のマスク

日中マスクをすることが当たり前になりましたが、眠るときはマスクをしていますか?

眠るときくらいマスクを外したい!
と思うのはもっともなのですが、睡眠時にマスクをつけることにもメリットがあります。

〇 どんなメリット…

まずは風邪などのウイルスから身を守ってくれることです。

マスク自体が菌やウイルスをカットしてくれることはもちろん、口や鼻を乾燥から守ってくれることが大切です。

口や鼻の粘膜は乾燥に弱く、乾燥すると体の防御機能が落ちてしまいます。

また、体を冷えから守ってくれることも重要なポイントです。

体はしっかりと布団や毛布で保温していても、吸い込む空気が冷たければ喉を冷やし、少しずつ体温が奪われてしまいます。

喉の冷え・乾燥を防ぐことができるマスクは体調管理の観点からもおすすめですよ。

〇 でも注意点が…

しかし、眠るときのマスク選びには注意が必要です。

素材によっては息苦しさや蒸れ感があり、眠りが浅くなってしまったり、肌荒れに繋がってしまったりすることがあります。

こういった理由からも、眠るときには睡眠用マスクを使うことをおすすめします。

屋内で使うものなのでウイルスや菌をカットする性能よりも、呼吸のしやすさや蒸れ感の少なさ、
お肌に優しい成分が入っているかなどで選ぶと良いかもしれませんね。

■ 日光で免疫力アップ

また免疫力アップの1つの方法として、日光をうまくとり入れてみることがおすすめです。

朝は積極的にカーテンを開け窓際で過ごし、体に朝がきたことを知らせましょう。

バランスや落ち着きなど心身の健康に関わる「セロトニン」も朝日で活性化します。

日光浴はやりすぎると日焼けや肌トラブルの心配もありますが、骨や歯にとって必要なビタミンDを作り出すためにも数分は日光に浴びた方がいいそうです。

涼しくなってくると良いのですが、日差しが強い環境の場合は、日陰での反射でも良いですよ。

〇 期待できる効果は…

日光は体の調子に影響力があります。

特に午前中は体内リズムを整えたり、気持ちを落ち着かせられたりと嬉しい効果が期待できます。

日差しが強くない時期は意識してとり入れてみましょう。

睡眠・休息はもちろん、気温が下がってくると活動しやすいので、メリハリをつけやすくなってくると思います。

■まとめ

抵抗力を下げない為には、良質な睡眠を十分にとり、身体の機能そのものを高めておくことが重要です。

身体機能が良い状態であれば、抵抗力も強くなりウイルスから身を守ってくれます。

この機会に睡眠の質を見直し、自己免疫力の高い健やかなカラダづくりを目指してみませんか?

免疫力を高める睡眠

寝る前の水分補給

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昔から、睡眠不足は風邪をひきやすくすると言いますが、それは、睡眠と体の免疫力が密接な関係にあるからです。

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睡眠と免疫

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「睡眠不足が続くと、風邪をひきやすくなる」という話を知っていますか?
睡眠時間が7時間未満の人は、8時間以上眠る人と比べて約3倍以上も風邪を引きやすいというデータもあるようです。
ウイルスなど、外部からの侵入者からカラダを守るしくみである「免疫」は睡眠と密接な関係があります。
例えば、風邪をひいて熱がでると眠くなるのは、単に風邪薬の作用だけでなく免疫系が活発になっていることが
関係しているからです。
細菌やウイルスに対する抵抗力は、睡眠中に維持・強化されています。
そのため、睡眠時間が減ったり、細切れにしか眠れなかったりする状態が続くと、体の抵抗力が落ちて
風邪にかかりやすく、かつ治りにくくなってしまいます。
抵抗力を下げない為には、良質な睡眠を十分にとり、身体の機能そのものを高めておくことも重要です。
身体機能が良い状態であれば、抵抗力も強くなりウイルスから身を守ってくれます。

ワンポイント

睡眠の質を見直し、自己免疫力の強化で健やかなカラダづくりをしましょう。

睡眠と病気予防

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睡眠と病気予防

睡眠が体にあたえる影響について、アメリカの大学による研究結果があります。
対象者の睡眠時間を4時間に制限し、1週間後の朝にデータを取りました。

そのあと、同じ対象者に8時間・12時間の睡眠時間で同じように1週間過ごしてもらい、それぞれデータをとりました。
睡眠時間の長さでどんな違いが出るのか、実験したのです。


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