快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

睡眠と美容と花粉症

睡眠と美容と花粉症

花粉症というと、目や鼻に辛い症状が出てきますが、花粉の飛ぶ量が増えてくると肌の調子が悪くなるといった方も多いのではないでしょうか?

春になると強まる紫外線と花粉が、冬の寒さと乾燥で弱り気味だった肌にそそがれると、肌では様々なトラブルが起きるようになります。

特に花粉症の人は、鼻水をふき取ったり目をこする回数が増え、その摩擦で肌が傷ついてしまう事もあるかと思います。

こうなると、花粉が肌に触れるだけで炎症を起こしてしまうこともあります。目の周りが赤くなったり、部分的に肌荒れを起こしたりという経験のある人もいるのではないでしょうか。

そこで、大切になってくるのが睡眠です。

睡眠美容

睡眠美容という言葉があるのをご存知でしょうか?

実は、睡眠と美容には、切っても切れない関係があるのです。肌は、睡眠を取ることで、昼間に受けた様々なダメージを修復し、新しい細胞を作っています。

では、ただ眠ればよいのかというと、そうでもありません。睡眠が十分な効果を発揮するためには、いくつか条件があります。

特に気をつけたいのが眠りに入る時間です。

睡眠のゴールデンタイム

睡眠のゴールデンタイムと呼ばれる、夜の10時から深夜2時までの時間は、成長ホルモンが分泌され、お肌の生まれ変わりが最も活発になります。この時間の睡眠が、お肌の再生に最も効果を発揮します。

肌が生まれ変わるサイクルは一般的に、20歳代でおよそ30日、40歳代にはおよそ45日といわれていますから、年齢を重ねるにつれて睡眠不足によるお肌の衰えが目立つようになります。日頃から就寝時間には気をつけたいものです。

次に大切なのはタンパク質とビタミンCです。

タンパク質

美容に良いとされている成分はいろいろありますが、その根源にはタンパク質の存在があります。肌の組織を作っている栄養素はタンパク質ですし、お肌のハリに欠かせないコラーゲンもタンパク質の一種です。

理論上、タンパク質は、体の活動や筋肉の維持・修復に使われていると考えられていますので、お肌の修復にも効果的と言えます。

摂取するタイミングは、眠りにつく1時間前から2時間前が理想的です。タンパク質は、肉や魚、乳製品、大豆などの豆製品などに含まれていますが、簡単に取ろうとするならば、健康補助食品のプロテインを水や牛乳に溶かして飲むととりやすいと思います。

ビタミンC

ビタミンCは、タンパク質が肌を修復するのを助ける成分です。摂取の時間はタンパク質と同じ就寝の1時間から2時間前が理想的です。
よくレモン1個分のビタミンCという言い方をしますが、レモンよりも多くのビタミンCが含まれている食材は多くあります。野菜なら赤ピーマンやメキャベツ、果物ならばアセロラやユズなどがあります。

美容のため、眠る前に食べるのであれば、オススメはイチゴです。

1日に必要なビタミンCの摂取量は50mgとされています。この量をレモンでとろうとすると、2.5個食べなければなりませんが、イチゴだとおよそ5粒の計算になります。

ワンポイント

タンパク質とビタミンCを摂取し、快眠で肌を修復して、花粉が飛び交う時期を美肌で乗り越えましょう。

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