快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

雨の日になんだかしんどい…を軽減する方法

雨の日になんだかしんどい…を軽減する方法

晴れの日がたくさん続いた4月、5月とは打って変わって雨が続く季節になりましたね。

みなさんお天気の変動に伴って、体調や気分に変化はありませんか?


今回は雨の日の過ごし方や睡眠についてご紹介します。

■ 雨の日はなんだか調子が悪い?

雨だと体調が優れないと自覚されている方も多いかと思います。

頭痛や関節痛、中には眠気が起こるという方もいることでしょう。

天気に体調が左右されるものを「気象病」と呼びますが、完全にメカニズムが解明されているわけではないようです。

しかし、低気圧が接近すると耳にある気圧の変化を捉えるセンサーが敏感な人は平衡感覚が狂ってストレスを感じたり、標高の高い山に登ると気圧が下って頭痛やだるさが起こるように、少し空気中の酸素濃度が下ることや湿度が高くなることなどが重なって、弱っている部分に不調が現れるようです。

まわりからの圧が下ると、体の隅々の細い血管も広がり、むくんだりして神経がうっかり刺激を受けて痛んでしまいます。

そして蒸し暑くて汗や呼吸、皮膚表面から水分を蒸発させて体温調節をしたくても湿気が高いと水分が飛んで行かないので、熱がこもった状態になってしまいます。

これらの変化に対応するために自律神経系も頑張ってしまうのです。

自律神経の働きは不意打ちに弱いので天気予報で心構えをしておくだけでも楽に過ごせるかもしれないですね。

理想はしっかり睡眠を取ることですが、明るいところで過ごす、除湿をする、あらかじめ症状に合った薬を飲んでおくなどして「事前にできる対策はやった!」と大らかに過ごすことも大切です。

また、体調を崩す原因はひとそれぞれです。

体調を崩した際は、その時の天気や睡眠時間、食事内容など、思い当たることをメモしておくことで、何か発見があるかもしれません。

■ 雨の日を気楽に過ごす

雨の日に対して嫌な気持ちにならないように、いっそのこと積極的に楽しみをつくるのもいいと思います。

雨に合う歌でも物語でもいいですし、傘やレインブーツでお気に入りのもの見つけるなどはどうでしょうか?

また、太陽光は気分にも睡眠ホルモンにも重要です。曇りでも充分なので朝のカーテンをあけることは日課にしてみてくださいね。

■ じめじめして暑い。そんな日に気持ちよく眠る方法

〇 布団はしっかり乾燥させて

眠る時、ふとんは乾燥している方が気持ちよく眠ることができます。

梅雨の時期はなかなか外で干すのが難しいかと思いますが、そんなときはふとん乾燥機がおすすめです。

また、乾燥機がなくても、除湿シートやすのこなどを使うことで湿気を抑えることができます。

カビの予防にもなるのでぜひ活用して下さい。

もしもお布団を干せそうな梅雨の晴れ間があったとしても、雨の日の翌日の地面は湿気を含んでいるのでふとん干しには向きません。

晴れが続いている日がおすすめですよ。

〇 体にこもった熱を逃がす

夏場、暑くてなかなか寝付けない時があるかと思います。

そんな時は、深部体温を下げることでスムーズに眠りやすくなります。

深部体温を下げる方法はいくつかありますが、夏場は皮膚表面からの蒸発がメインとなります。

しかし、周囲の湿度が高い場合は汗が蒸発しないため、体温を下げることができません。

べっとりとした汗も不快感を与えます。

そんな時は、除湿器や扇風機を使って汗を飛ばしてあげましょう。

扇風機は直接体に当てずに、空気を循環させる使い方がおすすめです。

〇 睡眠前の入浴

暑い日はシャワーで済ませる方も多いかと思います。

しかし、シャワーを浴びるだけでは副交感神経が活発にならないためリラックスできず、質の良い睡眠を取ることができません。

良い睡眠を取るためには、ぬるめのお湯で時間を掛けて温まるのがおすすめです。そこに入浴剤を入れるとなお効果的です。

入浴は就寝の1-2時間前に40度以下で10分以上、できれば15-20分くらいがおすすめですよ。

〇 パジャマを変えてみる

寝苦しい原因の1つに、寝始めは暑いけれど、朝方は肌寒いので寝具に何を使っていいかわからないということもあると思います。

そこで気にしてほしいのは、汗の処理ができる、洗濯しやすいという点です。

寝汗は睡眠の前半に多くかくので汗の処理ができないと朝方冷えすぎる心配があります。

ちなみにパジャマは長袖がいいというデータがあるようです。

寝ている間、体温は朝方に向けてどんどん下がっていく上に、気温・室温も低下するので、長袖だとうっかり冷えすぎてしまうことの予防にもなり、自然な体温変化を守ってくれるという利点があります。

素材は綿でもいいですが、さらっとするのは麻、絹で薄い生地のものです。

寝冷えの防止やかいた汗が肌に残らないのであせもの予防にもなります。

そしておなかにはなにか掛けておいた方が睡眠は安定するのでハーフケットなどでも用意してみてください。

■まとめ

雨で体調が優れないと自覚がある方は、いつもより眠りの質・時間に気を配ってみる、楽しみを用意しておくなど事前に対策をしてみると不調が少しやわらぐかもしれません。

雨が続いてなんだか気持ちも憂鬱、体調もしんどい…、そんなときは睡眠の質を改善してみてこの時期を乗り越えていきましょう!

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