快眠のすすめ

KAIMIN COLUMN

意外と盲点?子どもと睡眠の関係性とは!?


さて、今回は・・・、
「意外と盲点?子どもと睡眠の関係性とは!?」
について解説します!

皆さんご存じの通り、わたしたちにとって睡眠は重要です。

そして大人よりも子どもにとってのほうが睡眠の重要度は高いと言われています。


今回は、そんな子どもと睡眠の関係性について解説していきます。

■ 「寝る子は育つ」

睡眠時間は子供の成長にとって貴重な時間です。

「寝る子は育つ」ということわざがありますが、この言葉は心も体も健康である子供は、眠っている間にもすくすくと成長して丈夫に育つという考えが由来となっています。

ちなみに、理想の睡眠時間は

  • 1歳未満:約17時間
  • 1~2歳:11~14時間
  • 3~5歳:11~13時間
  • 6~13歳:9~13時間
  • 14~18歳:8~10時間

と言われています。

眠ることは人の成長に欠かせないものだということは科学的にも証明されており、その一つとして脳の働きが重要となってきます。

脳は睡眠時に成長ホルモンを分泌し、骨を伸ばすこと、筋肉を作ること、疲れた体を元気にするという効果があります。

また成長ホルモンが活発に分泌する時間帯は、夜10時~深夜2時までと言われていますので、中学生、高校生も夜10時までに就寝することが理想です。

〇 生活リズムが崩れがちな夏休み

本来、体内時計は24時間より少し長くなっており、そのズレを24時間の中で「光」や「食事」、「予定」などの社会的な時間とつながる刺激によって、24時間の社会に合うように修正しています。

この刺激が1日のスタートにないとズルズルと体内時計が後ろにずれこんでしまい、これまでのリズムが崩れてしまいます。

長い夏休みに昼夜の区別がない不規則な生活を送ると、休み明けに学校に行きたくても起きられない・起きていられないということが起こってしまう可能性があります。

■ スマホと睡眠

現代の子供は大人と同じで、しっかりと睡眠を取れていないのが現状です。

テレビやゲーム、ユーチューブを夜遅くまで見てしまう、また両親の生活リズム自体が遅くなるにつれて子供の就寝時刻も遅くなることなどが原因の一つとなっています。

人は「日光を浴びると覚醒し、夜になると眠くなる」という睡眠のリズムがあります。

これには人を休眠や睡眠に誘う「メラトニン」というホルモンに関係しており、
強い光を浴びると分泌量が減り、暗い所になると分泌量が増える仕組みになっています。

寝る前にスマホを使うと、スマホから発せられるブルーライトという光によって
脳が「昼間だ」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されてしまいます。

すると脳が覚醒してしまい、眠りが浅いなどの睡眠障害を引き起こしてしまうのです。

■ 記憶と睡眠

記憶の定着のためにも、まとまった睡眠時間が必要です。

テストの勉強などでしてしまいがちな1夜漬けは、実際には身に付かないことがわかっています。

同じ24時間で勉強時間を確保するためには何かを削らなければいけない状況になってしまいますが、それが睡眠時間だと記憶力や成長、健康、情緒、意欲が失われてしまいます。

■ 睡眠問題

子どもの寝言や寝相の悪さなどはほぼ思春期までにおさまるので基本的には問題ありません。

ですが、QOL(Quality Of Life:生活の質)の観点からみると少し問題があります。

子ども自身も悩んでいるかもしれない睡眠問題を、大人は「怠け」と決め付けないことが大事です。

それでは小中高生で要注意な睡眠問題について一部ご紹介します。

〇 昼間とても眠い

  • ・睡眠中いびきや息苦しそう
    睡眠時無呼吸症は子どもでも起こります。
    太っていなくても顎が小さいなどが原因となります。
  • ・大事なときでも眠ってしまう
    覚醒機能に問題のある過眠症かもしれません。

〇 寝不足ではないのに「朝起きられない」

  • ・ リズムの乱れ
    朝の光や食事といった体に朝がきたという刺激がないと「夜更かし朝寝坊」が進行してしまいます。
    夜に強い光を浴びる機会があればより簡単に昼夜逆転してしまいます。
  • ・ 起立性調節障害
    朝機嫌が悪い、立っていられないなどがあります。
    成長による体の変化によって自律神経が乱れやすいのに、朝は休息から活動に自律神経が切り替わるときで余計にうまくいかず立てないということが起きてしまいます。
  • ・ 慢性疲労症候群
    強い疲労感が抜けない状態が続くこと。
    毎日少しの睡眠不足により体だけでなく脳の疲労も溜まっていくことなどが原因になっています。
    予定いっぱいで頑張っている子は特に要注意です。

どれも基本的生活習慣の見直しが第一ですが、深刻ならば医療機関への相談がおすすめです。

子どもが朝から元気に活動できない場合、根性論ではすまない場合もあります。

まずは睡眠時間を充分にとり基本的生活習慣を見直してみてください。

■ 子どもの睡眠のために大人ができること

まず、自分で生活時間を整えることができない子どもにとって大事なことは、放っておいても眠くなったら勝手に寝るだろうと大人が思わず、積極的に生活リズムの見直し、睡眠の妨げになる良くない習慣を改めるようにすることが大切です。

早起きを促す手段としては、例えば…

  • ①朝食に楽しみをつくってみる(レジャーシートを使ってピクニック風にしてみる・お気に入りのマグカップで好きな飲み物を飲んでみる等)
  • ②少し責任のあることを任せてみる(庭のお花に水やり・家族の誰かを起こす等)

など楽しみながら進めていけるといいのではないでしょうか。

また、睡眠の質の向上につながる方法でオススメなのは、就寝30分~1時間程前から光を発するスマホやテレビなどから離れることです。

これは大人にも言えることですが、寝る前にスマホを触る習慣がない生活に徐々に慣らしていって、質の良い睡眠をとり良い朝を迎えたいですね。

■まとめ

睡眠時間は子どもの成長や健康においてとても貴重な時間です。

夜は親子にとってコミュニケーションを取る貴重な時間かもしれません。

しかし子どもの成長や健康において睡眠はとても重要です。

大人の生活習慣が子ども悪影響を与える原因になるので、この機会に見直してみると良いかもしれませんね。

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