社長日誌

DIARY
2026.07.02
社長日記-経営

上杉鷹山

本日は移動の関係で私一人になったので山形市から米沢市に移動して上杉鷹山公の足跡を学ぶことにしました。

まず、米沢城址にある上杉神社にお参りし、上杉博物館で上杉鷹山の足跡を学び、上杉伯爵邸で食事をした後、江戸時代を通じて上杉家の「御用酒屋」を務め、藩主が飲む「御前酒(ごぜんしゅ)」を納めていた小嶋総本店の上杉鷹山展示室を訪れました。

特に感銘を受けたのは上杉鷹山公が35歳で家督を譲ったときに贈った「伝国の辞」と呼ばれる国を治める心得です。

「伝国の辞」三か条

一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして、我私すべき物にはこれ無く候 (国家は先祖から子孫へと受け継ぐものであり、決して君主が私物化してはならない。)

一、人民は国家に属し候人民にして、我私すべき物にはこれ無く候 (人民は国家に属しているからこそ人民なのであって、君主が勝手気ままにしてはならない。)

一、国家人民のために立て候君主にして、君主のために国家人民これ有る物にはこれ無く候 (君主は国家と人民のために立てられた存在であって、君主のために国家や人民が存在するのではない。)

江戸時代は領主が土地や人民を支配するというのが一般的な考えであった中で、このような思想を持てたこと自体が凄いことだと思うし、この思想が根底にあったからこそ米沢藩の立て直しに成功したのだと思います。

上杉鷹山公の思想は250年以上経った現在でも色あせることなく、政治だけでなく企業経営にも多くの示唆を与えてくれます。

私自身も会社は私のものではなく、お客様、社員、地域社会から預かっているものという意識を忘れず、これからも経営に取り組んでいきたいと思いますね。