社長日誌

DIARY

親不孝長屋

 この作品は江戸時代の市井もの短編小説を集めたアンソロジーです。
 作家と作品は

 池波正太郎 おっ母、すまねえ
 平岩弓枝  邪魔っけ
 松本清張  左の腕
 山本周五郎 釣忍
 宮部みゆき 神無月

 となっております。
 私は池波正太郎が好きなのでこの本を買ったのですが、読んでみると池波氏の作品は既読の文庫に収録されており、既に読んでしまっていたのでがっかりしました。
 しかし、他の作品も池波氏の作品に負けず劣らずといった秀作で非常に楽しめました。
 また、この本にはそれぞれの作品が収録されている底本も掲載されておりましたのでこれを頼りに読み深めてみると更に面白いのではと今から楽しみにしております。

ブルーオーシャン

 本日は中小企業家同友会の例会でホワイトブレイン代表白川健一氏の報告を聞きました。
 白川氏の報告の中でW・チャン・キム氏の著書「ブルーオーシャン戦略」が出てきました。
 この本は私も白川氏の薦めで読みましたが、本当にすごい本です。
 既存の市場をレッドオーシャン、新規に創造された市場をブルーオーシャンという言葉で表現し、既存の市場でパイの奪い合いをするだけではなく常に新しい市場の開拓が企業活動の要点となるとの戦略で、この具体的な方法を記しております。
 私なりにこの本から得た結論はお客様から愛され尊敬される会社を作ることこそが真のブルーオーシャンの目的であるということです。
 是非、一読をお勧めします。

厄年

 以前にも書いたことがありますが、今年は前厄だと思っていました。
 しかし、本日、高島易断所本部編纂の「平成二十年福壽暦」を見ていますと1月1日から2月節分までに生まれた人はその前年生まれの人と同じ本命星となると記されています。
 ということは、なんと私は昨年から既に前厄に突入し、知らない間に本厄も残りわずかになったということです。
 なんか得をしたような気もするし、よく分からない気もします。(^_^;)

鹿とブッダ

 奈良の東大寺に鹿がいるのは有名な話です。
 吉永小百合の歌にも「奈良の春日の青芝に 腰を降ろせば鹿のふ~ん」という歌もありますよね。
 しかし、以前からなんで鹿なんか飼っているんだろうと思っていましたが、本日、手塚治虫著の「ブッダ」8巻を読んでいて初めて意味が分かりました。
 ブッダがネーランジャラ川のほとりで修行しているときに、鹿に導かれて洪水を逃れた記述があります。
 その後、ブッダは鹿によって更に鹿野苑(ミガダーヤ)に導かれ、その鹿を最初の弟子とします。
 なるほど!
 鹿とお釈迦様は深い縁で結ばれているんですね。

反省

 本日は6:15のバスで新神戸に行き、新幹線で豊橋まで移動、その後京都、大阪と移動し徳島まで日帰りするというスケジュールを立てました。
 しかし、このスケジュールはやはり無理があり、大阪まで行き着来かず、京都からバスで直接帰ってきたのですが、徳島21:00の帰着でした。
 振り返ってみると豊橋で昼食をご馳走になったのが最大の敗因で新幹線の中で食事をするべきでした。
 やっぱり忙しいといってもあまりにも無理なスケジュールを立てるのはやめた方が良いですね。
 約束をすっぽかす結果となった大阪の取引先の方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。m(_ _)m

徳島文理大学

 本日は以前から親しくさせていただいている徳島文理大学中村教授の授業で話をさせていただきました。
 他の経営者の方と一緒に20分ずつの予定でしたが私だけ思わず30分くらい話をしてしまいました。
 始まるまではざわついていて、金髪の生徒もいたので心配していたのですが、思ったより真面目に聞いてくれて、質問もあり話をしたかいがありました。
 大学の授業で話をするのは久々ですが、現在の大学生の状況を知るためにもたまには良いものですね。

鬼平犯科帳

 私が好きな池波正太郎氏のまさしく代表作です。
 23巻は以前に読んでいたのですがこれで終わりになるのが残念で、しばらく読まずにいましたが、最終巻であるこの24巻を本日、読み終えました。
 この24巻も絶筆となっており非常に良いところで話が切れております。
 池波氏の三大シリーズはこの鬼平の他に「剣客商売」と「仕掛人・藤枝梅安」のシリーズがありますが結局、完結したのは剣客商売だけです。
 絶筆となっているこれらの作品を見ると本当に円熟に達した池波氏の早すぎる逝去が惜しまれてなりません。

再起動

 本日はボーナスの考課点の集計を一生懸命やっていたのですが、集計が終わりいざプリントアウトしようとすると勝手にコンピューターが再起動してしまいました。
 うかつにも保存をしておらず、歌って踊れるシステム管理者の佐々木さんに電話をして「どうにかなりませんかねえ」と相談したのですが、「無理です」の一言。
 本日の教訓:こまめな保存を心がけましょう。

阿波方言番付

 本日は中小企業家同友会の理事会の後、急遽忘年会をしようということで籠屋町の「に志もと」にいきました。
 この「に志もと」は文久2年(1862年)創業で150年近く続いた徳島ではなじみ深い料理屋さんです。
 みんなで飲んで少し酔ってきた頃に店の大将がこんなものを自分で作ったんだということで1枚ずつくれたのがこの阿波方言番付です。
 この番付では東の横綱は「あるでないで」意味は「あるではないか」、県外の方は「ある」と「ない」を一緒に言われるので意味不明とのこと。
 西の横綱は「はめて」意味は「入れて」、以下東の大関「どちらいか」意味は「こちらこそ」、西の大関「いんできます」意味は帰りますと続きます。
 西の十両(八枚目)までと行事、世話人、勧進元をあわせて合計59の方言を収録しております。
 中には私が知らない方言もあり、楽しめました。

激説120分

 本日は就活ルネッサンス(意味よくわからない)ということで徳島大学に採用担当山下明奈さんと一緒に我が社のPRをしに行きました。
 これは徳島大学に在籍する1~3年生に会社のPRをしてあわよくば興味を持ってもらい就職につなげていこうというものです。(少なくとも私はそう理解しているのですが・・・。)
 15グループに分かれた学生達に15社の社長達が10分ごとに周りながらPRする形式で、移動時間があったり、10分より長い時間があったりで合計8回転しました。
 この間、少しでも内容の濃い説明をしようと必死で話をし同じ内容を8回も話をするので最後には咽が痛くなり疲労困憊してしまいました。
 一緒に行っていた山下さんも同じ内容を8回聞くだけでもへとへとになったとのことです。