社長日誌

DIARY

あすなろ

 今期も本日から我が社の中堅社員勉強会であるあすなろ会が始まりました。
 2006年に始まった「あすなろ会」も今年で10年目を迎え早いものだと感慨深いです。

 「あすなろ」とは、「翌檜」と書き、井上靖氏の「あすなろ物語」でも明日は檜になろうと頑張るが檜にはなれない悲しい木というように紹介されております。
 しかし、あすなろは、青森などに自生するヒバと同じ物(呼び名が違うだけ)で、日本の他のヒノキと比べても抗菌性のあるヒノキチオールという成分も多く含まれるため、腐りにくく強い木材としても定評があるのです。
 そのため岩手県の中尊寺をはじめとする多くの東北地方の寺社はあすなろで建てられているということです。
 私は「あすなろ会」のメンバー達が、この「あすなろ」のように、ヒノキであるベテラン社員達に憧れつつも自分たちの独自性を持った成長を遂げてくれればいいなあと考えながら今年もサポートしていきたいと思いますね。(^^)