社長日誌

DIARY

タイバーツ

 通貨クロスレートを見ているとタイバーツがとうとう1バーツ3.8円になっていました。
 私がパキスタンでカーペットを輸入するための中継地としてよくタイに立ち寄っていた10年くらい前は1バーツ2.6円でした。
 為替だけでも28%程下落しております。
 この間、タイでのインフレも進んでおりますので相対的な円の価値は40~50%も落ち込んでいることになります。
 ドルに比べて円安だと思っていても対ユーロや対バーツ、対豪ドルの方がはるかに円安になっておりこれでは本当に輸入が大変なのは当たり前です。
 最近はマヨネーズやトイレットペーパーをはじめとする生活必需品の値上げが発表されています。 何となく石油の高騰だけが原因のような印象を受けておりますが、ほとんどの原材料を輸入している日本にとって円安になれば値上げになるに決まっています。

 円安になって輸出企業が儲かる反面、物価が上がり庶民が苦しむのは納得がいきません。