社長日誌
DIARY

2025.06.13
社長日記-その他
塩田の話
今年は徳島大学の段野教授と一緒に放送大学で鳴門の塩業などに関わる地域経済の講座を担当するため本日は塩田農家に生まれ実際に入浜式塩田で作業などもされた経験がある田淵京一さんにお時間をとっていただきお話を伺いに行きました。
田淵さんは徳島でのレンタル業最大手であるアートレントの創業者であり、鳴門ロータリークラブの先輩です。元々は自作浜屋さんで小学校5年生くらいからお祖父さんに連れられて塩田で作業をお手伝いされていたとのことです。
入浜式塩田の歴史を調べると昭和20年代後半から徐々に流下式塩田に変わりはじめ、遅くとも30年代後半にはほぼ移行したようなので、田淵さんは入浜式塩田を知る最後の世代の一人と言えると思います。
今回はかなり昔に発刊された資料に加え手書きの資料なども準備していただき説明を受けたため本当に貴重なお話をたくさん聞くことができました。
やはり実際に経験された方のお話を伺うのは本当に重要なことだと思いますね。
