社長日誌

DIARY

高島塩田の開拓と篠原家

先週の休日に徳島県立図書館で塩田に関する書物を借りてきました。

その中の「高島塩田の開拓と篠原家」という本を読みながらまとめているのですが非常に興味深い本です。

特徴的なのは塩田に関する複数の資料を引用しながら問題点や相違点を明確にし史実を推測していくという手法をとっている点です。

古い記録や伝承などは間違っていたり意図的に書き手の都合で事実が改変されていたりすることは多く、一般的に広く伝わっていたり信じられたりしていることでも事実に反することは少なくないからです。(例えば、蜂須賀家政公の徳島城落成を祝って町民が踊ったという阿波踊り築城起源説は明らかに事実ではないが広く伝えられている)

しかし、色々なことが知れて地元の歴史を調べるのは本当に楽しいと思いますね。^^