社長日誌

賊将
池波正太郎氏の中・短編集です。
表題の他に応仁の乱、刺客、黒雲峠、秘図、将軍の5編が収録されております。
これらは昭和32年~34年頃に発表された氏の比較的初期の作品です。
まだ作風が確立されていなかったためか、応仁の乱は司馬遼太郎氏の作品に近い筆致で池波氏の持ち味があまり感じられませんでしたが、人間関係が複雑で理解しがたい応仁の乱での人間関係を非常に判りやすく描いております。
私は歴史が好きのですが、応仁の乱における人間関係を理解できずにいましたが、この作品を読むことで初めて理解できたと思います。
また、その他の作品も刺客→真田太平記、秘図→鬼平犯科帳、賊将→人斬り半次郎・その男と繋がっていく重要な作品が収録され池波氏を理解するには欠かせない作品集になっていると思います。
食べ過ぎ
本日までの4日間出張でしたが、毎日食べ過ぎてしまいました。
昨日も東京西川チェーンの会合があり、その後一緒に食事に行ったのですが、また残さず食べてしまいました。
おまけに隣に座った西川産業の奥谷常務は食が細く食べきれない料理をすすめてくれるので、1人前以上食べてしまうありさまです。
今晩いよいよ体重計にのることになりますが、どうなる事やら。(-_-)
パジャマ
昨日は京都泊まりだったのですが、全国的に気温が冷え込んできて京都の冷え込みは特に体にこたえました。
今回の出張はパジャマを持参していたので、寝る時は良かったのですが、コートを持ってくるのを忘れ、日中の温度が低いとかなり厳しいです。
そこで、朝起きて着替える時にパジャマをはいたままズボンをはいて一日過ごすとこれが快適で、今後もやめられそうになくなってしまいました。
しかし、思い出してみると、高校時代も似たようなだらしないことをやっていた記憶があり、あんまり成長していないなあなどと反省してしまいます。
もっと心と体を強く鍛えなければいけませんね。(*^_^*)
吉兆
昨日の夜は大阪に入り7時半まで商談をした後、坂本店長と坂東チーフは帰宅し、私は取引先と食事に行きました。
私が大阪で宿泊するのは珍しいからか、本日は高級な店でご馳走していただき、大変恐縮してしまいました。
大阪帝国ホテルの吉兆に連れて行ってもらったのですが、私は吉兆で食事をするのは初めての経験です。
吉兆は元々有名ですが、最近では船場吉兆の件で、だれでも知っている店になりました。
この店は本吉兆が経営しており、美味しいものがたくさん出てきたので、残さず全部食べてしまいました。
全くこんな美味しいものを残すなんて、もったいないと船場吉兆のことを思い出しましたが、船場吉兆の料理は美味しくなかったので残したのかもしれないなあなどとも思いました。
美味しくなかったので残って使い回ししたのか?
使い回ししたので、美味しくなく更に残ったのか?よく判りませんね。
まあ、本吉兆さんには関係のないことですが・・・。(^^)
櫃まぶし
本日は坂本店長、坂東チーフと共に名古屋出張です。
朝5時に出発して名古屋に8時半到着ですので、道路事情が良くなり早くなったものです。
昼食は2軒目に訪問した取引先がウナギの櫃まぶしで有名な「しら河」本店で櫃まぶしをご馳走してくれました。
非常に美味しかったのですが、坂東チーフは普段から食が細いので半分くらい残していましたし、坂本店長は食に興味がないのであまり感動も無いようでした。
坂本店長は集中力がすごい分、興味のないことには本当に無関心で、普段から昼食の内容も30分もたてば忘れてしまうということです。
本日も、坂本店長は昼食は1,500円くらいのものだと思っているので、この料理は櫃まぶしといって非常に高価で3,000円くらいすると思うよと説明しました。
しかし、この日記を書くためにしら河のホームページを調べていたところ、実際の価格は税込み1,680円で坂本店長の予測が近かったのにはショックを受けました。(>_<)
ちなみに、坂本店長が1時間後には櫃まぶしという名前を忘れていたのは言うまでもありません。
企業変革支援プログラム
昨日は葛巻町長の鈴木重男氏の講演の後で企業変革支援プログラムの分科会に参加しました。
企業変革支援プログラムとは、経営全般を設問形式のフォーマットを使用して総点検することで、現在自社がおかれている状況を把握し、あるべき姿にどのように近づいていくかを明確にするものです。
実際にプログラムに従って設問に答えていくと意外に基準が厳しくとまどってしまいました。
基準は5段階に分かれていて下記のようになっています。
0.できていない
1.少し問題がある。
2.普通
3.できている
4.大変できている
基準では2の普通が実行しているというレベルで、4は実行する内容が定型化され検証し見直しがされているというレベルなので、我が社で4をつけることができる事柄は非常に少ないのが実情です。
今後はこのプログラムを利用して更に良い会社作りをすすめていこうと思います。
今回の経営研究集会は本当に実りの多い会でした。(^^)
ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち
本日はお隣の香川県中小企業家同友会の経営研究集会に参加しました。
記念講演は岩手県葛巻町長の鈴木重男氏でした。
私は知らなかったのですが、葛巻町は「ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」として有名らしく、人口より牛の数が多い山村ということです。
クリーンエネルギーについては、風力、太陽光、バイオマスといった方法で発電した電気で自給率は180%、エネルギー全体の自給率も78%ということです。
これは日本の自給率4%から比べても驚異的な数字です。
しかも食料の自給率も100%を超えておりますので、驚かされます。
しかし、これらのミルク、ワイン、クリーンエネルギーのどれをとっても最初からあったわけではなく、多くの努力の産物として育てられたものなのです。
葛巻町には年間50万人の視察者が訪れるということですが、講演を聴いて一度訪れてみたくなりました。
駐車場整理
本日は大創業祭の初日ですが、先週以上に多くのお客様にお越しいただけました。
当社の川内店は70台以上の車が駐車できるのですが、その駐車場も溢れて国道にたくさんの車が並び始めましたので、急いで整理にでました。
駐車場の整理には、通常出ても2人位のものですが、本日は私を含めて4人出て駐車場の誘導です。
普通は駐車場が一杯になっても11時位には空きが出てくるのですが、本日は12時近くまで満杯で車の誘導をしっぱなしでした。
普段やりなれない仕事で非常に疲れましたが、お客様に挨拶したり、荷物を運んだりしてお役に立てて喜んでもらえたのは嬉しかったです。
引き続き私が駐車場整理に出なければいけないくらいお客様が来てくれたら良いのになあと思います。
ぜんざい2
昨日から坂本店長と一緒に東京に来ておりますが、乗り物の時間待ちで話をしておりますと、昨日のぜんざいについての話になりました。
私が昨日調べた「ぜんざい」の蘊蓄を垂れていると、坂本店長は「昨日のぜんざいのつぶつぶ(粒あんのこと)は多かったなあ、前に大阪でお汁粉を食べたら、ケチられて粒がまったくないのが出たことがある」とのたまいました。
坂本店長は世の中に「つぶあん」と「こしあん」があるのを知らないのでしょうか?
それにしても、こしあんのお汁粉を出してケチだと言われた飲食店も可哀想ですね。(^^;)
ぜんざい
皆さん、「ぜんざい」と「おしるこ」の違いをご存じでしょうか?
本日は東京出張でした。
日本橋での仕事が終わると、会長が榮太樓飴を買うと言うので、榮太樓の日本橋本店に行きました。
仕事もほぼ終わったので、飴を買ったついでに喫茶室の雪月花でお茶をしていこうということになりました。
私はみつ豆、坂本店長はクリームみつ豆、多田本部長はぜんざい、会長は栗ぜんざいを注文しました。
しばらくすると、私と坂本店長は想像通りのものが来たのですが、会長と多田本部長に運ばれたものには正直驚きました。
私はこれまで「ぜんざい」=「おしるこ」と考えていたのですが、運ばれてきた「ぜんざい」は暖かいあんこに餅が入っているというものでした。
会長も多田本部長も面食らったまま、食べ始めましたが、汁のないおしるこは甘すぎて食べられなかったようです。
江戸時代のおしるこには汁がなかったので、その伝統を守っているといったことなのか?とか話してみんなで不思議がりました。
あまりに不思議に思ったので、ホテルに帰って調べてみると、榮太樓に限らず関東自体が「ぜんざい」=汁なしという店が多いようです。
最近受けたカルチャーショックでも最上級の一つでしたね。(-_-)
