社長日誌

教育と洗脳
以前から考えていることですが、教育と洗脳は紙一重だと思います。
教育を教育者の主観抜きにすることは不可能ですし主観が強すぎると紙一重どころではなく完全に洗脳です。
経営者は元々個性が強く、会社経営に都合がよいように社員を洗脳しようとする傾向がありますが個人的にはこれは問題があると思います。
経営の神様と呼ばれる松下幸之助氏すら天理教を見て会社をこんな風にしたいと考えたのは有名な話です。
では洗脳と違う教育とは何かというと、私が考える違いは「気づき」の芽生えを助け「考える力」を育てることだと思います。
我が社の教育はこのことを重視して行っていきたいものです。
餃子
私はあまり上達しませんが約7年中国語を習っております。
家庭教師の先生に週1回教えに来ていただいているのですが、今日は先生が手作りの餃子を持ってきてくれました。
餃子は中国ではどちらかというと北方の食べ物でご飯と同じ位置づけで食されます。
ですから日本でも関西人がお好み焼きとご飯を一緒に食べていると奇異な印象を関東人が抱くのと同じように中国人から見ると日本人が餃子とご飯を一緒に食べているのを見ると変に感じるようです。
また、中国で餃子というと蒸し餃子か水餃子で焼き餃子はあまり店では出しません。
どちらかというと焼き餃子は水餃子の残り物を次の日に食べたりするときに焼くといった食べ方みたいです。
元々は中国から伝わってきた餃子も日本で愛され非常に一般的になっていますが、食べ方は違ってきているようですね。
原作
鬼平犯科帳は池波正太郎氏の作品ですが、さいとう・たかを氏がマンガにしております。
さいとう氏は池波氏と関係がよほど深いのか他にも「剣客商売」、「仕掛人・梅安」もマンガ化している上に池波氏の死後は原作にない絶筆になった続きをマンガとして連載しております。
しかし、私は池波氏の原作とさいとう氏のマンガを読み比べてみるとどうしてもさいとう氏がマンガの都合上か原作を変更している点に違和感を感じてしまいます。
今回も読んでいて違和感を感じたのですが、マンガ文春時代コミックス「鬼平犯科帳14巻」の「流星」という話で「浜崎の友蔵」という引退して余生を送っている盗賊が長谷川平蔵の密偵になりたいがために火盗改めの役宅に忍び込む話があるのですが、これには非常に違和感を感じます。
密偵と言えば聞こえが良いかも知れませんが、盗賊からすれば憎むべき裏切り者で「いぬ」と呼ばれ忌み嫌われている密偵になりたいということ自体が信じられませんし、密偵になりたいことを密偵の粂八に相談した下りも昔の仲間に自分が密偵になっていることを知られるということは即死を意味しますし、死ななくても密偵の仕事ができるはずがないのに「友蔵」が粂八を密偵だと知っていること自体もあり得ない話です。
では原作はどうなっているかというと文春文庫「鬼平犯科帳第6巻」の「大川の隠居」という作品がこの部分にあたるのですが、「友蔵」はやはり密偵などにはなりたがっていないし、役宅に忍び込むのも長谷川平蔵の鼻を明かすためです。
粂八との出会いも粂八が平蔵の命を受けて友蔵を調べに行って出会い、この話の中では結局自分が密偵であることを打ち明けることはありません。
個人的に池波氏とさいとう氏の関係が深かったかどうかは知りませんがさいとう氏の作品は明らかに池波氏の世界観を壊す稚拙さがあります。
小説とマンガは違うのだという主張はあると思いますが、原作を改編する訳を聞きたいものです。
三菱UFJニコス
当社のショッピングローンは長年三菱UFJニコスと取り組みをさせていただいておりましたが、新聞でも発表されているようにショッピングローンの業務をジャックスに売却するため本日挨拶に来られました。
驚いたのが前回聞いた時には売却は3月31日だということで聞いていたのですが、支店は12月14日に閉鎖とのことで、徳島、香川、高知の3店舗は閉鎖で四国には松山しか拠点は残らないということです。
新聞発表にあった3,000人のリストラも行われるようで350人はジャックスに転籍するようですが残りは希望退職を募るとのことです。
長年取り組みを続けてきただけに残念でたまりません。
何のために働き生きるのか
ベーゴマゲーム
今日は11月3日から上映の「ALWAYS続・三丁目の夕日」のホームページを見ていました。
今度の舞台では日本橋が重要な役割を果たすそうでそのポスターの日本橋の情景に当社の取引先西川産業の子会社「株式会社西川」の当時の建物が描かれているということでそのポスターを見ようとホームページを見ていたのです。
結果としてポスターは載っていず、割引券にポスターらしきものはあったのですが「株式会社西川」の部分はきれておりました。
しかし、そのホームページで「ベーゴマゲーム」というものを見つけ思わずはまってしまいました。
単純ですが、奥が深くベイゴマも「丸六」「角六」「中高」「赤中」「ベチャ」「厚ベ」「ベ王」「中王」「高王」というふうに種類が多くそれぞれの特性に応じて選んで対戦しなければなりません。
「路地裏大会」→「三丁目大会」→「夕日町大会」と勝ち進んでいかなければなりませんが、私は1時間以上かかって最終の夕日町大会の決勝戦まで進出しそこで力尽きてしまいました。
ホームページ → http://www.always3.jp/
かに雑炊
イハウ・イハウ
先日フィリピンに行っておりましたが、その時にパサイ市の「イハウ・イハウ」というレストランに行きました。
フィリピン料理の店ですが、スタッフが注文や給仕の間に歌ったり踊ったりとショーをする楽しいレストランです。
ショーといってもそんなに大げさなものではないのですが、元々の明るい国民性があるためか楽しい一時でした。
私は一緒に踊りませんでしたが、同行の人たちの中には一緒にダンスしている人もおり、楽しんでいたようです。
日本の歌謡曲も歌ってくれたので少しチップをあげると、それ以降は歌い手が替わりながら日本の歌オンパレードで次々チップが必要となりちょっと困ってしまいました。
店内も清潔ですし、料理は日本人の口にあう味付けですのでお勧めです。
皇太子殿下
鳴門秘帳
この「鳴門秘帳」は吉川英治氏の出世作で昭和初年に発表されたそうですが、現在読んでも全く古さを感じさせない秀作です。
今回のマニラへの旅には全3巻のうちの第一巻を持って行きました。
道中読んでおりますと当時の徳島は非常に裕福な土地柄として描かれており、また、見知った徳島の地名などもちらほらと出てきて非常にうれしい思いがします。
まだ読んでいない方にはお勧めです。
