社長日誌

DIARY

長いお別れ

 昨晩、ベタ(闘魚)の「こなす」が死んでしまいました。
 数日前から体調が悪そうで心配していたのですが、最後は水槽の底で体を横たえて死んでいました。
 魚は死ぬと浮かんでくると思ったのですが、そうでないこともあるんですね。
 「こなす」を買った時のことやエラを膨らせて戦いを挑んできたときの事などこの1年半が思い返されます。
 この秋はなんだか早く寒くなって冬の訪れが早い気がします。

松下幸之助のDNA

 先日の商業会中四国ゼミナールでサイボーズの青野社長の話を聞きました。
 私はサイボーズを外資系の企業だと勘違いしておりましたがバリバリの日系企業で松山で創業したとのこと。
 名前もサイバー+坊主(キッド)に由来しているとのことで聞いてみるとなるほどと思います。
 このサイボーズは創業10年程度の会社ですが1度も赤字になったことがないのが自慢とのことです。
 これはベンチャーで立ち上げた企業としては珍しく理由としては社長の青野氏が松下グループの出身だからだとのことです。
 松下グループの創業者松下幸之助氏は「赤字は社会の罪悪である」とか「赤字の会社の人間は道の真ん中を通るな」といった発言で知られる程、業績の黒字にこだわった人でこんなところにも松下幸之助氏のDNAが息づいているのだなと感心しました。

セザール・リッツ

 先日も書いたように商業会セミナーでリッツカールトンの高野支社長の講演を聴きました。
 講演の中で高野支社長がフランスの高級ホテル「ザ・リッツ」の創業者セザール・リッツにについて語ったのが印象的でした。
 セザール・リッツが初めてパリでホテルを開業するときに客室全部にシャワーをつけたのだそうです。
 ザ・リッツがパリにオープンした1898年当時、ホテルの各部屋にはシャワーがついていないのが当たり前で宿泊客は全て共同のシャワー室を利用していたそうです。
 常識的に考えれば集中したシャワー室と各部屋のシャワーではホテルの建築コストは全く違います。
 同業者にはこんなに建築コストをかけてリッツは潰れるだろうと言われたそうですが、逆に顧客の圧倒的な支持を得て大成功したということなのです。
 また、当時のホテルでだすディナーはシェフにお任せのコース料理に限られていたのですが、メニューを見て好きな料理を選べるアラカルトメニューを初めて採用したのもこの「ザ・リッツ」であるとのことです。
 冷蔵・冷凍設備がまともに完備されていない当時にメニューを広げてお客様の好きな注文を受けるということ自体、非常にリスクを背負うことになります。
 これも同業者からは失敗するだろうと見られていたようですが、大成功に終わったとのことです。
 現在では当たり前になっている色々なサービスもお客様に喜んでいただけるための様々な挑戦から始まったことがよくわかりました。

倉庫整理

 来週以降に大口の入荷があるので本日は安眠館の物流センターの整理にいきました。
 安眠館も現在、売上のトップシーズンに突入しておりますので750坪分の倉庫を満杯に使用しております。
 2階部分の250坪を含めて450坪は空けたいところですので通路幅を詰めたり事務所の窓を塞いだりとあらゆる方法を使ってスペースを確保していきました。
 本日の倉庫整理メンバーは各部署からの混成部隊だったのですが、やはり商品管理部のメンバーは通常からやりなれているので私を含めた他の部署とは明らかに動きや要領が違います。
 私は他に用事があり途中で本部事務所に戻ったのですが、終業時刻前には予定通り200坪以上の倉庫スペースが確保できたとのことです。
 みなさん、本当にご苦労さまでした。

ハンター×ハンター

 先日、冨樫義博氏の漫画「ハンター×ハンター」の単行本が1年半ぶりに発行され、連載も再開されたようです。(嬉)
 この作品は非常に人気があり漫画以外にもテレビ、ラジオ、ビデオ、小説、ゲーム、ミュージカル等でも作品が作られておりましただけに中途半端な状態で放置されるのは非常に残念に感じておりました。
 休載の原因については出版社の確執やお受験疑惑など色々ささやかれておりましたが、再度の休載にならないことを祈るのみです。
 また、私は個人的に幻影旅団が気に入っておりますので彼らの再登場をせつに望んでおります。

エコロジカル・フットプリント

 今日は中小企業家同友会の役員研修会に参加しておりました。
 赤石義博前会長の講義の中で環境問題が取り上げられ、その中で「エコロジカル・フットプリント」という言葉を知りました。
 初めて聞いた言葉なのでもっと詳しく知ろうと帰宅してからインターネットで調べると「エコロジカル・フットプリント・ジャパン」という団体があるようでそこのホームページを見つけました。(http://www.ecofoot.jp/)
 このエコフットとは何かというのを簡単にいうと人間が地球環境にどれだけ負荷を与えながら生活しているかを指標化することを目的としているようです。
 世界中の人々が日本人と同じような生活をすると地球が2.4個必要になるとのことです。(ちなみにアメリカの場合は5.3個)
 また、WWFの計算によれば人類は地球が自己再生可能なレベルを1980年代に上回ってしまい2003年には持続可能なレベルを25%も上回ってしまっているとのことです。
 みんなで地球環境のことをもっと真剣に考えなければならないと強く感じた一日でした。

本気のじゃんけん

 本日は松山市で開催された商業会中四国地方ゼミナールに参加しました。
 講師は有限会社てっぺん社長の大嶋啓介氏、ザ・リッツ・カールトン・ジャパーン日本支社長高野登氏、サイボウズ株式会社社長青野慶久氏、西川きよし氏の4人でした。
 どの講師も非常に心に残る素晴らしい講演でしたが特にてっぺん大嶋社長の講演の最初にした「本気のじゃんけん」は自分でも驚くほどテンションが上がり本気のすごさに驚きました。

マーライオン

 本日は中小企業家同友会で新入社員の6ヶ月ホローアップ研修をしておりました。
 各社から合計20名ほどの社員が出てきて一緒に研修を受けたのですが、当社の社員もみんな積極的に頑張って本当に良かったと思います。(社長の欲目?)
 また、挨拶の講習を受け持った中野主任も他社との合同での研修会では初めての講習だったにもかかわらず上手にできていました。(荒木さんの発表ももちろんよかった)
 研修終了後、場所を移して反省会をするために沖浜の珈琲美学にいきました。
 そこでは新入社員の満石さんがチョコレートを食べられないという話から反省会そっちのけでそれぞれの「食べられない話」が始まり、中野主任のマーライオンにまつわる大好きだった明太子が食べられなくなった話を聞きました。
 涙なくしては語れません。(爆)

日中文化・スポーツ交流年

 今年は日中国交正常化35周年という事で日中文化・スポーツ交流年だそうです。
 この一環として本日は徳島市立文化センターで中国四川省伝統芸術団が出演する「スペシャルチャイニーズアクロバットDORAGONⅡ」が開催されました。
 内容は京劇(北京周辺の中国劇)、川劇(四川省周辺の伝統的地方劇)、雑伎(アクロバット)の3つを組み合わせて中国文化を子供からお年寄りまで2時間程度、飽きさせないように見せましょうというものです。
 中国の伝統的な劇を直に見るのは初めてでしたが、結構楽しめました。
 以前の上海雑伎団で主流だった万国びっくり人間ショー的な雑伎も久々に見るとこれもまた、楽しいものです。
 これらを通じて日中の理解と友好が本当の意味で深まればどんなに良いことだろうと思います。

栗拾い

 本日は池田町の伊藤観光くり園に栗拾い(栗狩り?)にいってきました。
 実は徳島に住んでいながら私は栗拾いに行くのは初めてでした。
 家内は和歌山出身ですがハイキングに行ったときなどによく栗を拾ったとのことで栗のイガを剥くのもなかなか手慣れたものです。
 頑張って拾ったのですがあまり見つけることができなかった上、この時期に手をヤブ蚊に5カ所も刺されてしまいました。
 結局私は栗を10個くらい拾えただけで栗を拾いに行ったのかヤブ蚊に刺されに行ったのか怪しいところです。(-_-)