社長日誌

阿波忌部
本日は中小企業家同友会の勉強会で、阿波歴史民族研究会の林 博章先生の講演を聴きました。
林先生は阿波忌部族の研究で有名な方ですが、元々は環境問題に早くから取り組まれており、エコ活動を続けていくうちに阿波忌部へと辿り着いたということです。
お話の中では、日本に阿波忌部族が与えた影響やこれからの環境問題には阿波忌部の智恵こそが重要だということを判りやすく解説していただきました。
懇親会でもたまたま隣に座らせていただくと、林先生の自宅と私の自宅はすぐ近所で、歩いて3分くらいのところです。
また、昨年、次男が参加した神社のお祭りでも毎年、お世話役をされているとのことで、非常に縁を感じました。
これを機会に色々学ばせていただきたいものです。
評価委員会
本日は徳島文理大学の就職支援事業評価委員会に参加しました。
今年で2回目ですが、就職支援ユニットを中心に取り組んだ就職支援事業の説明を詳しく受けました。
また、保護者会の代表の方や先生方と色々な意見交換ができ、非常に有意義な時間を持つことができました。
この事業自体はとりあえず今年度で一旦、終了ですが、このような取り組みは是非、続けていって欲しいものです。
ハツユキダカラ
面接
昨日から引き続き、本日も2012年度新卒学生さんの面接をしていきました。
毎回、思うことですが、受験に来ていただいた生徒さん全員を採用したいのですが、当社の能力がそれに追いつきませんので、涙をのんで採否を決めていかなければなりません。
いつの日か受験しに来た人を全て受け入れられるような会社になればいいのになあと心から思います。
彼らが日本を滅ぼす
著者の佐々淳行氏は元々警察官僚で、初代内閣安全保障室長を務めた方で、危機管理のプロであり、西川産業社長の御尊父でもあります。
氏は徳島県出身である後藤田正晴氏と交流が深く「我が上司 後藤田正晴」という本をお書きになっていたので、以前にも著書を読んだことがありました。
本書は東京西川チェーンの総会に参加した際にいただいたのですが、この本をいただいた翌日に私は東京で被災し、避難したホテルのロビーでこの本を読みました。
しかし、明治以降、日本で大震災がおきるのはなぜ、毎回、政権基盤が弱い総理の時なんだろうかと思います。
関東大震災の時は内紛で瓦解した高橋内閣の後を受けが、加藤友三郎が総理大臣だったのですが、震災の8日前に急逝しており、総理不在時におこっております。
阪神淡路大震災の時は村山富市政権で、当時米軍嫌いの村山首相が米軍からの救援要請を断ったことが被害の拡大につながったとも言われております。
今回の震災の初動の遅れについては、今後、明らかになってくると思いますが、言われていることが本当であれば残念でなりません。
日本が滅びないように、我々一人一人が役割を果たしていくときが今なんだとつくづく感じます。
熱い心
先日、中小企業家同友会で1,000枚の毛布を被災地に送ることができた日に、実は徳島県庁を通じても更に1,000枚の毛布が被災地に届いておりました。
この毛布も緊急で物資輸送が決まりました。
防災センターまで持ち込み事が条件で、時間もなく、無理かと思いましたが、寒い夜を過ごしている被災者の方に1日でも早くお届けしたかったので、社員に頼んだところ気持ちよく残業してくれたのと、県の職員の方が夜中まで受け入れのために残ってくれたため間に合い、第1便のトラックに乗せることができたのです。
私が電話で「これから搬入すると何時までかかるか判りませんがいいですか?」と聞くと、県の職員さんは「構いません、私が開けておきますので、何時まででも結構です。」と言ってくれました。
きっと部署が違うにもかかわらず、かけあって、自分が残ることで了解を得たのだと思います。
電話口からも熱い気持ちが伝わってきました。
理由があってしばらくこの事は日記に書けませんでしたが、もう良いだろうと思います。
みんなの熱い心が被災されている方々に少しでも届けばと祈るばかりです。
原因と結果の法則
義援金
店長合宿2日目の冒頭で、義援金を募りました。
全員が快く応じてくれました。
また、各部署でも義援金を募ることになったので、少しでも多くの善意が集まると良いなと思います。
支援物資
本日から緊急で支援物資が動き始めました。
当社は毎年、恒例の店長合宿を神山温泉で開いていたところですが、あちらこちらから電話がかかってきて、会議中にかかわらず緊急なので、即対応していきました。
支援物資が一刻も早く、被災現場に届くよう祈っております。
緊急理事会
本日は徳島県中小企業家同友会の緊急理事会が招集されたので、参加してきました。
東北・関東大震災への具体的な対応を協議するためです。
中小企業家同友会では新潟同友会が受け皿となって、新潟→山形→宮城ルートを構築しつつあり、徳島同友会ではこのルートを使わせていただき、毛布1,000枚を支援することで一致しました。
まだまだファーストアクションではありますが、これから息の長い支援をしていきたいと考えております。
