社長日誌

DIARY

社長直通便

 当社には社長直通便という制度があり、グループウェアの中に誰もがどこからでも記入できますが、私しか見ることができない掲示板があります。
 作った当初は、作っても誰も使わないだろうなと思いましが、これが間違いで毎日見ていないと10日に1回くらいの割合で書き込みがあります。
 内容的にも深刻なものから意味がよく判らないものまでありますが、どれも悩んだ末に書いてきているのは間違いないので、可能な限り迅速で、可能な限り書き込んだ人がよくなれる対応を考えております。
 今回も数日前に書き込みがあり、私は明日から出張ですので出発までに解決しなければいけませんでしたが、時間が足りませんでしたので役員に権限委任してお願いすることになりました。
 なんか体が二つ欲しい気になる毎日です。(^_^;)

世にも不思議な物語

 この本は野口建設設立50周年記念式典で社主の野口圭三氏が話したことを、先日講演をお願いした柴田氏がまとめたものです。
 非常に読みやすく野口社主の人柄が伝わってきます。
 内容は非常に単純で「正直者は馬鹿をみない」ということにつきると思います。
 このことを野口社主は自分の体験と野口建設のあゆみに重ねて社員に伝えようとしているのでしょう。
 現在の野口グループのお話を聞くと、この野口社主のお考えが社風として息づいているのが分かります。
 我々も見習わなければなりません。

ブリヂストン西日本化成

 本日、ブリヂストン西日本化成の担当者と部長が来社して、ブリヂストン西日本化成としてはリビング事業を撤退すると聞きました。
 最盛期はこの西日本のリビング事業だけでも売上50億円を突破するような部門だっただけに非常に残念です。
 これまで長期間良いお付き合いをしていただいただけに、あまりの急な話で驚いております。
 さすがにブリヂストンなので事業が閉鎖になっても社員は首切りではなく、配置転換のようなのがせもてもの救いです。
 配置転換先でもみなさんには頑張ってほしいものですね。

ジョハリの窓

 本日は今月下旬に行う新入社員18ヶ月研修の打ち合わせをしました。
 大まかな研修スケジュールは決まっていたものの、新入社員研修としては総仕上げの研修としてはちょっと物足りなかったので、いくつか研修を付け加えることにしました。
 新しい研修をするためには、事前に運営部でその研修が有効かどうかを試してみるのですが、今回は「ジョハリの窓の研修」を試してみました。
 内容は研修前なので詳しく書けませんが、中野主任と佐々木チーフで試してみると結構学びが深い上に盛り上がったので採用が決まりました。
 当日が楽しみです。

追伸 研修対象者がこの日記を読んでもあらかじめ調べて来ない方良いですよ。研修の楽しさが減っちゃいます。(^^)

大松商事

 本日、友人のブログを読んでいると、大松商事が倒産したと書いてありました。
 大松商事はカーテン問屋で、10年くらい前に当社も取引をしており、ポレポレという名前のカーテンがよく売れたのを憶えております。
 しかし、寝具業界も業況は良くないのですが、インテリア業界の景気の悪さは寝具業界の比ではないような気がします。
 我々も頑張らないといけませんね。

割引お買い物サービス券

 本日、西川産業から「割引お買い物サービス券」なるものが郵送されてきました。
 何かとおもいましたが、よく考えてみると先日、9月9日に開催された東京西川チェーンの行事への参加者に特典としてもらえると書いてあったものだと気がつきました。
 1枚1万円の額面の券が3枚で3万円分なので、結構な額がもらえて喜んだのですが、注意事項をよく読んでみると、①西川産業に仕入れに行った時にしか使えない。②商談する前に提示しなければならない。(値段が決まった後に出すのは反則)③東京西川チェーンの定番商品には使えない。④仕入れ原価5万円以上、しかも1商品課で1枚のみ使用可⑤有効期限は1月末まで と色々な制約があります。
 非常に使いにくそうですが、今までこのような試みはどこもやっていなかったので、非常に良いことだと思います。
 せっかくですので上手に使いたいものだと思います。(^^)

野口グループ

 昨日に続き野口グループの話です。
 野口グループの財務内容の素晴らしさについては既に書きましたが、この秘密は特命受注にあるようです。
 正直、驚いたのですが、野口グループの受注形態は特命が主だということなのです。
 私の建設業界のイメージは相見積もりが当たり前で、設計図を基に多くの日にちをかけて落札できるかどうかわからない見積もりを作るといったもので、見積もりをとる方もする方もこれが仕事だから無駄になっても仕方ないというものです。
 しかし、柴田氏がおっしゃるには、相見積もりに勝って受注しても、今度は安く受注したところは手を抜くに違いないので見張らなければいけないということで、設計士がきつく見張りを頼まれたり、施主自身が現場に来て後々証拠になるような写真を撮りまくったりといった信頼関係もくそもないようなことになってしまうということなのです。
 確かに施主、設計士、施工業者の間に信頼関係がなければ良い仕事はできませんし、無駄な見積もりに人件費をかければ結果として利益がでるはずもありません。
 発想を転換して、特命受注主体で営業できる形態を作ってきたことに野口グループの繁栄があるのだと思います。
 業界常識の転換は非常に困難なことですが、私も見習っていかなければなりません。

柴田和夫氏

 本日は朝一番の飛行機で東京から帰ってきて、中小企業家同友会の経営指針実践塾に参加し、野口計画管理株式会社 常務取締役 柴田和夫氏の話を聞きました。
 野口計画管理株式会社の属する野口グループは野口建設を母体としたグループ会社でグループのほとんどが優良法人、自己資本比率86%、無借金の会社です。
 本日は経営者の生き様をどのように理念へと反映させるか、また逆に経営者が自分の生き様を見つめ正しい生き方をすることから正しい経営理念が生まれるというようなお話をしていただきました。
 また、生きるということは脳内ネットワークを更新することであり、他社との関わりの中で多くの脳内ネットワークは更新されていく。
 脳内ネットワークが更新されないのは死んでいるのと同じといった話も聴きました。
 他にも来期の経営指針書作成にも大いに参考になるような内容があり、東京から朝一番の飛行機で帰ってきた甲斐がありました。

おみやげ

 本日は東京の楽天本社で会議に参加しました。
 会議は20人ほどで開催され、三木谷社長も出られておりました。
 内容的には技術的な話も多かったので、よくわからなかったことも多かったのですが、勉強になることも多かったと思います。
 最後におみやげで三木谷社長の著書「成功の法則92ヶ条」をいただいたのですが、そのアナウンスがあった時に、三木谷社長が「そんなん、みんな持っているだろう」と他のおみやげの方が良かったのにといったニュアンスのことをおっしゃいました。
 
 すみません。
 私はそんな本が出ていることすら知りませんでした。
 せめていただいた本は念入りに読ませたいただこうと思います。

ダイレクトマーケティングフェア

 本日は台風が日本を縦断している中、坂本店長と一緒に東京ビッグサイトで開催されているダイレクトマーケティングフェアに行きました。
 このダイレクトマーケティングフェアはギフトショーのような商品展示が主の見本市ではなく、アウトソーシングやソフトの説明が主で、話を聞かなければ何をやっている会社か判らない上に説明にも訳がわからない横文字や略語がバンバン出てきて頭が痛くなってしまいます。
 しかも本日は朝から台風で客足が少ないようで、客よりも出店業者の方が多いような状況です。
 このような状況では出店ブースの皆さんは少しでも元をとってやろうということなのか、異常に気合いが入っており、1歩進むごとに捕まるような感じで、なかなか前に進むことができません。
 10メートル進んだころには、疲労困憊してしまい、もう帰りたい状態です。
 最初は人が少なくてラッキーとも思いましたが、やはり適度に客が入っていた方が見本市は良いということがよくわかりました。(^^;)