社長日誌

DIARY

薬事法

 本日の徳島新聞に当社とロマンス小杉さんが共同開発した羽毛布団の記事を載せてくれていました。
 今回は機能に薬事法が一部からむ内容だったので、何度も各方面と協議しながらプレスリリースを検討したので非常に大変でした。
 どうも薬事法は法律の文言だけではなく、行政の裁量の部分が大きいようで、以前は可能だった表現がこの時点では駄目というようなことがあるようで、こういったデリケートな部分が非常に判断つきにくいのです。
 しかし、今年もお客様に喜んでいただける商品が開発でき本当に良かったと思います。
 たくさん売れてくれれば、もっと嬉しいですね。(^^)

名児耶秀美氏

 昨日は大阪の産業創造会館でアッシュコンセプト有限会社の名児耶秀美氏の講演を聴きました。
 名古屋市は有名なプロダクトデザイナーで現在では若手デザイナーを発掘して共同でもの作りをしたり、企業にプロダクトデザイナーの視点でアドバイスするコンサルタント活動もされているようです。
 アニマルラバーバンドやコトリ(靴べら)は氏の関わった製品ですが、それとは知らずに私も以前から目にとめておりました。
 2時間ほどの講演があっという間に感じるほど興味深い講演で、日本人はもっと日本人としてのもの作りに誇りを持つことや、デザイナーの仕事は絵や図面を書くことだけではなくその商品のプライシングや発売方法を含めたトータルデザインが重要だというようなことが印象に残りました。
 短い講演でしたが、氏の誰にでも好かれる人柄が伝わってくる楽しい一時をもてました。(^^)

内々定辞退

 本日は出張に出ているので京都のホテルに泊まってグループウェアを開けると、来春入社予定の方から内々定辞退の連絡がきましたとのことです。
 最近になって二人目の辞退で10月1日に本内定になるので、ぎりぎりに辞退してきているのでしょうが当社としては何十人も採用しているわけではないので大幅に採用計画が狂い困ってしまいます。
 当社はリクナビのような大手のネット採用ツールを使っていないので、合同企業説明会があらかた終了する3月以降は学生さんとの接点が無く内々定を出した学生さんから辞退が来ると次に打つ手がないのが実情です。
 反省してみると今年は忙しかったことや正直言って不景気なので少々手を抜いても大丈夫だろうという思いも頭の片隅にあって内々定者とのコミュニケーションをおろそかにしていたような気がします。
 来年はこれを教訓にして改善していかなければなりません。
 それにしてもこういう日はさずがに凹んでしまいますね。(>_<)

青全交報告

 先週末に行っていた青全交で、小林ゴールドエッグの小林社長が報告し、無事全国デビューを果たしました。
 私は他の分科会に出ており、聴くことはできなかたのですが、事務局の佐々木さんや座長を務めた寺田さんに聞くと非常に良い報告だったということです。
 その証拠に多くの同友会から例会報告の引き合いが来ているようで、これから小林社長も忙しくなりそうです。
 私もこの2ヶ月余りの間、何度も打ち合わせを繰り返しながらアドバイスしてきましたが、うまくいって本当に嬉しい思いです。
 座長の寺田さんの評判が非常に高かったのも同様に嬉しいです。
 二人がこの報告を通じて成長するという当初の目的を少しは果たせたんじゃないでしょうかね。(^^)

整備士

 先日、羽田から飛行機に乗ったとき、通路側が一杯で久々に窓際に乗りました。
 飛行機が発進する時に窓から外を見ていると、整備士の人達が手を振っています。
 以前からこの光景は知っていましたが、あらためて見てみると、彼らは飛行機の無事な航行を祈って手を振っているのだなあと感じました。
 飛行機の整備士という仕事は手を抜けば、大惨事につながるような責任の重い仕事ですが、乗客から感謝されることはあまりないと思います。
 このお見送りにしても、誰も見ていなくても彼らはきっと心を込めて手を振っているのだろうと思います。
 そんな思いに駆られながら、私も窓から手を振り返しました。
 すると整備士の人達の手が一層大きく振られたような気がします。
 偶然でしょうか。
 窓から見えたのでしょうか。
 思いがつたわったのでしょうか。

経営指針実践塾

 本日は中小企業家同友会で開催している経営指針実践塾に参加しました。
 本日は出張あけの休日で、しかもこの休みを逃すと半月くらい休みがないので正直言って休みたかったのですが、アドバイザーが足りないということでかり出されました。
 今回は第一回目でしたので、桝富代表理事の話を聴いてから各グループに分かれて討論するのですが、私は姫野組の姫野常務、港興業の山内部長のアドバイザーとしての役割でした。
 お二人が作ってきた経営指針のシートにたいして、私はただ言いたくれただけになってしまいましたが、こんなんで役割を果たせたか疑問です。
 まあ、賢者は愚者からも学ぶという言葉があるくらいですから、なんとかしてくれるでしょう。
 お二人が良い指針書をお作りになるようお祈りしております。(^^)

株式会社柳月

 本日は中小企業家同友会青年経営者全国交流会2日目で株式会社 柳月 社長の田村昇氏の講演を聴きました。
 柳月は帯広を中心に展開するお菓子屋さんで、2008年洞爺湖サミットでは各国首脳夫人のティータイムのお菓子としてチーズケーキが採用されたり、坂本光司著の「日本でいちばん大切にしたい会社」にもとりげられたりした有名なお店です。
 田村社長は私と同様二代目経営者で話す内容も非常に共感できる部分がありました。
 また、「550円でケーキ3個買える価格」へのこだわりや「フランス人と日本人では固さの基準が違う」「食感を現す日本語445、中国語144、英語・ドイツ語各100語」といったような日本人にあった美味しさの追求といった色々なお話は本当に勉強になりました。
 当初、田村社長の講演は11:40までの予定で、私は11:45のバスに乗らないと帰りの飛行機に間に合わないので11:30には会場を出る予定でしたが、あまりにいい話なので最後まで聴いてしまいまい会場を出るのは12:00近くになってしまいました。
 次のバスを待っていたのでは間に合わないので、タクシーで帯広空港へ行きましたが、途中でタクシーの運転手さんとは「柳月の社長の話が良かったから運転手さん儲かったんだよ」「そりゃ、柳月の社長にお礼言わんといかんねえ」といった会話が交わされました。(^^)

株式会社山本忠信商店

 本日は中小企業家同友会の全国青年経営者交流会があり、北海道の帯広市に来ております。
 分科会では帯広で主に小豆や小麦といった雑穀の集荷精製及び販売を行う株式会社山本忠信商店に見学に行きました。
 山本忠信商店は2万坪に及ぶ広大な敷地に雑穀の集荷・精製設備と倉庫を持ちちょっとした農協みたいな感じです。
 精製工場内を見学させていただくとクリンリネスのレベルの高さと社員の挨拶の徹底には驚きました。
 寝具の工場を見に行ってもこの二つが徹底されている工場で悪い工場はありません。
 業種を超えた良い企業の共通項というものがあるんだなあということを非常に感じました。

東京西川チェーン

 本日は東京西川チェーン専門店部会の上半期表彰式がありました。
 私は日頃販売しておりませんので、こういうときだけ出て行って表彰されるのも気が引けるのですが、これも役割と思い表彰式に参加しました。
 今回は総合の部とドクターセラ、整圧ふとんの3部門でトップになり表彰されました。
 これも社員のみなさんのお陰なので、本当にありがたいことです。
 記念講演はジャーナリストの瀬戸川礼子女史がお越しいただき、「顧客満足の失敗に学ぶ、成功への道」というテーマでご講演くださいました。
 顧客満足は一見、成功しているようでも全く実がない場合もあることが実例を通してわかり、非常に勉強になりました。
 部会が終わり、懇親会も終了した後、同業者のこもだ布団店の社長の部屋で、経営指針書について議論を交わしたのですが、菰田社長は非常に熱い方ですので、議論が伯仲し2時まで議論してしまいました。
 明日は朝一番の飛行機で帯広に出張なので、寝る時間が少ないのはちょっときついですね。(T_T)

↓瀬戸川女史

自画自賛

 本日は当社の中堅販売員勉強会である「あすなろ会」でした。
 あすなろ会は当社の中堅販売員が毎月、商品ごとにテーマを変えて勉強会をしているのですが、本日は「羽毛布団」がテーマでしたので、私が講師を務めました。
 テキストは昨日作ったのですが、羽毛布団を5つの予算帯に分けて予算帯ごとのセールストークやポイントをまとめたもので自分では非常に良くできたと自負しております。
 しかし、いざ講義をしてみるとみんな勉強にはなっているものの実戦に活かせるかどうかが心配です。
 しばらくみんなの様子を見て更なる改善が必要になるかもしれませんね。