社長日誌

DIARY

ウサギのトイレ

 ウサギはトイレをおぼえるのか?
 なかなか意見の分かれるところですが、現在飼っているマロンはトイレをおぼえました。
 1月しない間にほぼ完璧です。
 以前に1度ウサギを飼った時は、エサの入れ物の中にウンコをして困ったので、私もウサギにトイレを教えるのは不可能かと思っておりました。
 しかし、インターネットで見ると、根気よく教えるとおぼえるという情報があったので、挑戦したのです。
 やはり、あきらめずに教え続けるというのは大切ですね。(^^)

本えびす

 本日は1月10日本えびすですので、えびす神社でお参りしてきました。
 昨年は7時頃参拝すると神社への入場制限が行われており大変でしたので、今年は龍鳳飯店で食事をして9時頃参拝しました。
 ちょうど9時頃は雨もぱらついていたので、参拝客は非常に少なく難なく参拝できました。
 やはり神様もあまりにも大勢が一度にお願いすると大変でしょうから、この程度の人数の方が効果がありそうだなどと思ってしまいました。
 ひいたおみくじも「大吉」でしたので、今年も良いことがありそうです。

国民総幸福量

 本日は午前中で中小企業家同友会の幹事会が終わったので、午後からは西川産業に行きました。
 新年最初の訪問だったので、社長を初め各本部の責任者である常務の皆さんともご挨拶ができて良かったと思います。
 西川八一行社長とは特にゆっくりお話しできて良かったです。
 西川社長の意見では、この不景気で消費が内向きになっているのは我々ホームファブリックを扱う業界としては大きなチャンスだということです。
 また、西川産業のためだけではなく、業界全体が活性化するために、マスコミや百貨店に対して眠りの重要性を啓蒙したり、新たな需要創造を仕掛けたりしているという話を聞きました。
 私も全く同意見で、我々ホームファブリックという業界は、生活の根本である住生活の快適性に大きく貢献できると共に安眠を通じて健康や長寿にも貢献できる素晴らしい仕事だと思います。
 本来はもっともっと注目されても良い業界だと思いますが、我々の力不足で本当の価値が消費者に充分伝わっていないのが残念でたまりません。
 昨日の吉田教授の話にもあったように、これからは国民総幸福量(GNH=Gross National Happiness)の増大に貢献していきたいものです。

吉田敬一教授

 本日は中小企業家同友会の新春幹事会に参加して駒澤大学経済学部教授 吉田敬一氏のお話を聞きました。
 内容は今回の不況が、従来の需給バランスからくる不況ではなく構造転換型の不況であること、そのためこれまでのような景気対策では脱出できないことなどをお話しされておりました。
 特に景気浮揚の対策としてこれまでとられてきた「機関車論」=大企業に資金注入して大企業が活性化すると、先頭の機関車が後続車両を引っ張るように全体が活性化するという時代は終わり、「宇宙ロケット論」=宇宙ロケットのように本体は宇宙まで行って無事戻ってくるが、不要になったエンジン等は途中で切り離されてしまうということで大企業の活性化策をとっても大企業だけが延命し、下請けの中小企業を含め全体的な景気の浮揚効果はないという考えに変わってきているという話が印象に残っています。
 また、昭和30年代に比べて、日本は豊にはなったが決して幸せになったわけではない。これからは消費者が豊になるお手伝いをするのではなく、幸せななるお手伝いをするビジネスが重要であるというお話もされておりました。
 中小企業家同友会の役員会は参加した人が、得になる、勉強になる会でなければならないとはよくいわれますが、今回の吉田教授のお話は、当社の来期方針を策定している私にとっては、勉強になるお話で本当に参加してよかったと思います。(^^)

ミステリーツアー

 本日は「ミステリーツアー」in徳島と題して平成22年3月卒業学生を対象とした企業見学会がありました。
 学生さんにはどこの企業に行くか知らせずにバスで1日3~5社の徳島県内の事業所をまわり、説明を聞くという企画です。
 当社の店舗はお客様としてお越しいただければ、いつでもご覧いただくことができますので、日頃ご覧いただくことのない通販事業部をご覧いただくことにしました。
 バスは11:30頃到着し、25名の学生さんが参加され1時間以上滞在して、通販事業部内を見学されたり、私の話を聞いていただいたりしました。
 昨年からの不景気突入で就職環境が厳しくなっているせいもあるのか、どの学生さんも物見遊山気分ではなく真剣な表情なので、かえってこちらの方が驚いてしまいました。
 しかし、今回のツアーはどこの企業に行くか分からないということで「ミステリー」と冠していると思うのですが、振り返ってみると当社の松藤は商工会議所から学生への宣伝を頼まれて1月7日が我が社への見学日ですと言って学生さん達を勧誘していた気がします。
 このミステリーとはどういった意味なんでしょうね。(^_^)

お正月

 本日は坂東チーフと一緒に出張に出かけました。
 朝から5軒ほどまわったのですが、西川リビングに行くとびっくりしてしまいました。
 お正月の飾り付けがしてあり、お酒やビールがふるまわれており、テーブルにあるお菓子もゴディバのチョコレートやチーズ、サラミなど高そうなものがいっぱいです。(ちなみに我々は車で行っているので飲んだのはウーロン茶のみ)
 他はどこも特に正月らしい雰囲気は無く、客もガラガラでしたが、多くの客であふれていました。
 午前中に行った訪問先でも、口ではおめでとうと言っていたものの、「ああ、そう言えばお正月だったんだなあ」と思い出した気分です。
 不景気でしょぼくれているよりは、空元気でも盛大にやる方がよっぽど良いので、西川リビングさんには頑張って来年も正月を盛り上げて欲しいものです。(注:西川リビングさんが空元気でやっているという意味ではありません。念のため)

生きていてよかった

 相田みつを氏が60代前半の油が乗り切った時期に書いた作品集です。
 元々は週刊ダイヤモンドに1年間連載した作品を新たに編集して「おかげさん」というタイトルで出版したものを、後に息子の相田一人氏が「生きていてよかった」という題に変えて再版したものです。
 相田みつを氏のエッセンスが凝縮された1冊で非常に心を打たれます。
 また、小川洋子氏の解説も秀逸です。

さよなら呉くん

 先日からホームステイしていた呉くんが本日、関空からマレーシアに帰国しました。
 彼の住むジョホールバルはシンガポールとの国境の街ですので、シンガポールへのフライトです。
 短い間でしたが、一緒に生活できて私も本当に楽しい思い出ができました。
 今後も彼からの手紙が来るのが楽しみです。

火車

 昨年の読書数は100冊を目標としたのですが、残念ながら70冊と達成率70%でした。
 やはり目標を下げるとそれなりに実績も下降してしまいますね。
 本年の読み始めは宮部みゆき氏の「火車」です。
 この作品は宝島刊「もっとすごい!!このミステリーがすごい!」で1988年~2008年の20年間で国内部門第1位に輝いております。
 テーマ自体はカード破産やサラ金地獄を中心としたもので、現在となっては少し古くなっておりますが、1位を取るだけあって、読み始めてみるとぐいぐい引き込まれる展開で600ページ近い作品ですが、難なく読むことができました。
 私は女性作家の作品を読むことは少なかったのですが、今年は宮部氏の作品を固め読みしようかななどと思っております。(^^)

仕事始め

 昨日は全店休業日だったので、当社では本日が仕事始めです。
 私の仕事始めはここ3年間は連続して多度津店で迎えております。
 我が社の中でも一番本部からの距離が遠く疎遠になりがちな部署ですので、こういう時こそコミュニケーションを高めなければなりません。
 9時少し前に到着すると中西次長が既に出社して車を洗っております。
 不思議に思って聞くと、昨夜の内に酔っぱらいが来ていたのか、裏口と車の一部に嘔吐物がついていたとのことです。
 本人はまいったなあという感じでしたが、私は「中西次長が早く来て掃除してくれたお陰で、他の社員がみんな嫌な思いをせずに気持ちよく出社できて良かった。すごい貢献を新年からしている」と褒めました。
 他の多度津店社員は知らないと思いますが、こんな縁の下の力持ちのお陰で本日は気持ちよい出勤ができたんですね。(^^)